新刊電子書籍『クロニトロニカ#2 コンプレス・ブレイクスルー』がAmazonキンドルストアにて販売が開始されました

2021/11/22

新刊告知・既刊無料キャンペーン情報など

この度クロニトロニカの新刊がAmazonキンドルストアにて販売が開始されましたのでそのお知らせと、本のあらすじ、目次。概要とキャラクタ紹介の記事です。


販売サイト


『クロニトロニカ #2 コンプレス・ブレイクスルー』 (elh文庫) | halom
https://www.amazon.co.jp/dp/B09MC2GGT4

あらすじ


 今から少し先の未来のお話。人の人格を有した世界初の人工知能『マリー』が誕生する。マリーは人類の集合無意識がアクセスするエリア「星幽の世界(アストラル)」を発見する。
 この衝撃的な発見を機に、全人類の支配・コントロールを目論むあらゆる機関・組織がその世界の覇を巡り動き始めた。
 その組織の中の一つ。エル・エイ・ティの所有するアストラル内の牧場(エリア)の新たな管理者(羊飼い)に任命された主人公「雛菊(ひなぎく)」は組織のお目付け役の「スズキ」と共に、人類の潜在意識の世界であるアストラル第四階層の森で消息不明となった人工知能マリーの探索を行っていた。
 そんな折、雛菊をはじめとした各組織の羊飼いの元に消息不明となっていた筈のマリーから一通の招待状が届く。招待状に記された場所は人工知能の予言者が観測したアストラル最奥にあるとされる領域n.l.w。
 マリーがいると思しきそのn.l.wへと繋がるポータルの手がかりを求め雛菊達は調査を開始した。

《作品解説》
オリジナルノベルソフト制作サークル「future extra」によるオリジナルビジュアルノベル作品『chroni tronica』(クロニトロニカ)第二部作品。
新規書きおろしエピソードあり。本文約八万字。巻末にキャラクタ紹介イラスト及び作品解説あり。
次巻の第三巻にて完結。

《目次》
1.ある日
2.バーガーショップにて
3.星幽の世界
4.計画
5.作戦開始
6.牧場襲撃
7.ムラの開放
8.リザルト
9.次の世界へ

あとがき
ビジュアルノベル版のご案内
キャラクタ紹介
用語解説
既刊案内
奥付

著者による簡単な内容紹介


#1(第一部)とは別舞台で、新しい主人公です

ごく普通の世界が舞台である#1(第一部)とはがらっと変わり、#2(第二部)は世界感が独自のものということもありかつ解説もやや少なかったこともあって#1に比べ少し難解になってしまったように思えました。

そのビジュアルノベル版の反省を踏まえ今回の電子書籍版ではもっと分かり易くする為。もっとストーリーとして楽しめるものにする為に、キャラの魅力が伝わるエピソードや作品自体の見どころとヤマをちゃんと作り、#3にバトンを渡す形にしました。
更に補足として巻末にイラスト付きのキャラクタ紹介と用語解説もつけました。

次巻で完結です

今回の二巻の序盤は基本的にビジュアルノベル版の#2(第二部)の内容となっていますが、残りの大半の部分は第三部である#3で伝えたい内容もいくらか含めています。

ビジュアルノベル版では全四部となっていますが、上記の理由から第二部と第三部の内容をこの二巻に圧縮したので、次の第三巻にてこのクロニトロニカシリーズは完結となります。
完結までのプロットは大分前に完成しているので、後は一気に集中して書ける時期を見計らって発刊出来ればと考えております。

登場キャラクター(イラスト・ラフ)


#2に登場するキャラクターのイラストラフを今回用に新たに描きました。雛菊以外の二人は初登場の新キャラです。
このイラストの原寸大と簡単なキャラ紹介は巻末にも収録しています。

雛菊
 

#2の主人公のキャラクタです。
羊夜世界の時より若干髪の毛が短めになっていますが服装は同じでパーカーです。
名前の由来は当時AIに関連する名前にしようという考えがまず最初にあっていくつか候補を考えた結果、最終的に2001年宇宙の旅でHAL9000の歌っている歌がデイジーだったので、それの和名にしました。

十夜
 

雛菊の配下の男キャラです。
シンプルな特徴の無いごく普通のシャツとズボンという服装で、無口で冷静なキャラクタです。
仲間の一団と共にアストラル内の牧場から逃げ出し、身を隠しながら各地を放浪していたところ雛菊と出会い配下となります。
十夜と千鶴は名前に数字を入れた方がキャラの性質をより表しているように感じたので、このような名前になりました。

千鶴

雛菊の配下の女キャラです。着物を着ています。
好戦的なキャラクタで戦闘力の高い羊が多数編成されている切り込み部隊を率いています。
元はアストラル内によくいる普通の眠った羊でしたが、戦闘用かつ上記の十夜の護身用の覚醒羊として十夜に育てられました。

レイヴン

アストラル内にのみ現れるカラスの姿をしたキャラクターです。
人格を持ったAIでお喋りでお調子者のキャラクターでありながらも雛菊の参謀のような位置におさまってます。アイコンだけの時もあれば、ちゃんとしたカラスの形になる時もあります。
元はビジュアルノベル版の#3に出ていたキャラで、アストラル内で主人公をあれこれサポートしていました。

表紙イラスト案


サークル活動として何本かのビジュアルノベル作品を実際にコミックマーケット等の即売会にて作品を頒布してきましたが、基本はCDケースにジャケットをつける形でした。
ですがクロニトロニカのシリーズからはよりシンプルな形にしたかったので、ジャケットはなくしてCDレーベルに直接印刷する方式に変更しました。

大抵ジャケットイラストというと普通はタイトルや登場するキャラクタが前面に出ているものですが、そうはせずに何故最終的にあのような感じの表紙になったかの理由としては、作品のイメージとして抽象的なものの方がよりしっくりきたのと、各内容の象徴となるものをメインとして置きたかったというふたつの理由がありました。
例えば第一部は本編でも解説しているカレイドスコープで、第二部は作品内の舞台となる仮想世界の森林となっています。

また、人が考えて配置した人為的なものより自然が生み出した並び、配列の方が作為的ではなくありのままのものが出ていて綺麗だなと感じたので、なるべく素材そのままの配置を活かすようにして、見え方の加工のみ手を入れる形で作成しました。

第一部上巻が12月から無料化予定ですので、是非お試しにどうぞ


スマートフォン、タブレットのキンドルアプリ。またはPCでもストアからサンプル(試し読み)版をダウンロードできますので、よろしければ是非どうぞ。
また第一部上巻は12月から無料化予定ですのでそちらも併せてどうぞ。楽天koboストアからもダウンロード可能となる予定です。

クロニトロニカ1 上: ストーリーライター (elh文庫) | halom
https://www.amazon.co.jp/dp/B07XK7XHG8
 
楽天電子書籍koboストア
https://books.rakuten.co.jp/rk/90afbafd16893fb0973183a3bbd70254/

第一部下巻と第二部関連作品の『羊 夜 世界』もどうぞ


第一部の下巻と、今回発刊した第二部のスピンオフ作品である『羊 夜 世界』もロールプレイングゲームや電子書籍として配信しておりますのでそちらもどうぞ。

クロニトロニカ1 下: ストーリーライター (elh文庫) | halom
https://www.amazon.co.jp/dp/B08PDY3F9R

羊 夜 世界①
https://www.amazon.co.jp/dp/B01K27QNJW/

羊 夜 世界②
https://www.amazon.co.jp/dp/B076H22FX2

ふりーむ 作品一覧
https://www.freem.ne.jp/brand/6786



自己紹介

自分の写真

個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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