連載企画 第3回  世界観の説明役(サポートキャラクタ)を考える

2023/02/15

制作連載企画2023(ゲーム原案)

今回は世界観を伝えたり、主人公(プレイヤー)を手助けするガイド・サポート役的なキャラクタのデザインや設定を大まかに考えていく回です。

キャラクタ立ち絵+背景イメージ



背景画像:消失点 http://www.aj.undo.jp/index.html

トークントレーダーのキャラの絵を流用しつつ、大幅に描き直しました。ベクター線で描いていたので流用できる線がいくつかあるかもと甘い考えがありましたが、髪型も身長も変わることから結局ほとんど新たに追加する結果となったので思ったより手間がかかってしまいました。

えもふりは髪パーツが前髪と後ろ髪パーツの二つがあり、それぞれ別な動きを出せるようになっている仕様だったので、前回は各レイヤーで分けて更に境目を分かりやすくする為にわざわざヘアバンドを足した経緯がありましたが、今回は特にキャラを動かす想定はしていないので、前髪と後ろ髪は同じレイヤーにしました。

上記の画面はオープニング辺りの導入部のイメージで、このキャラとの一番最初の会話時の想定で作りました。

デザインの経緯


特殊な能力を持った主人公を助ける役割、という設定に自分の中でよりしっくりくるものを以下のような対比で選びました。

・大人よりも子供

・髪型は長いストレートよりも短いふわっとしたもの(くせ毛もあり)

・服装はタイトなものよりも大き目なもの

・服装は複雑なものよりもシンプルで単純なもの(ワンピースなどを想定)

・ごてごてとあれこれつけるよりも、シンプルなワンポイントのアクセサリーがあるといいかも?(何かしらキャラの特性を表すようなもの)

何かしらの特殊な能力を持っているという設定から、どちらかというと幼げな方がしっくりきたのと、少し不思議な要素も入れたいということで髪色に反映しました。光を受ける角度と強さによって色が変わるような感じです。

出来上がりを見た時に少しシンプル過ぎかもと感じたのと、そのキャラが持つ特性を付け足したいという考えから、星の髪飾りと白い細めのリボンを付けたしました。

ヒロインの能力について


あまりに便利過ぎるとお話としてもつまらないし、プレイヤーの介入の必要もなくなるので、何かしら特定の状況のみに使える能力としたいのは前提としても、設定の為に決めたように見えるのもうまく避けたいのが難しいところです。

世界がどのような危機的な状況に陥っているのかをまだちゃんと決めていないので、それと同時に決めていこうと思います。

性格について

性格は子供らしく純粋・無邪気で感情豊かな感じをベースとして、何かしら謎めいたものや影があった方が興味を惹きそうなのでその要素も出来れば入れたいところです。

まだ状況を把握していない主人公(プレイヤー)に説明する役割として、危機的な状況の経緯。またはその理由、秘められたものであったり闇を知っている、またあるいは何かしらの過去の体験をプラスする形が無難かなと思いました。

次回は?


次回は一旦保留となっていた世界観やゲーム性に合った設定をより具体的に考えていく回となるか、敵キャラ(ボスキャラ)あたりを考えていく予定です。





自己紹介

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個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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