昨年3月に出したブラウザゲーム『未来の言い訳シミュレーター 厄介AI編』のダウンロード版をリリースしました。前回同様に無料です。ダウンロード版にリニューアルしたついでに軽いご挨拶と新しいお話を追加しています。
ダウンロード
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概要
追加のお話以外の出題される問題や使わせていただいた各種素材など基本的な内容はほぼ同じものです。
アプリ版のトークントレーダーもですが一応このシリーズにはお金という一貫したテーマがあるので、今回新たに追加されたお話もそんな内容になっています。
その後の日常の様子みたいな話で、なんとなくオチっぽい感じです。
それとおまけとしてえもふり動作確認用の簡易テストと、今回のダウンロード版の軽いご挨拶を書いています。
追加したお話の発想を得たものとしては
最近見たニュース記事の中に大いに目を引くものがありました。
「連邦準備制度の終わり」に向かうアメリカ:テキサス州議会で、「実物の金(ゴールド)に100%裏打ちされた通貨」を作成する法案が可決される
なかなか衝撃的な話ですがこんなことが可能なのも州の独立性が高いアメリカならではという気がしますが、判断と行動の早さがさすがテキサスといったところで、アメリカ国民も以前から何度も痛い目(※)にあっていれば普通はそりゃあそうするよねえと思うといいますか、かねてよりうまく泥船から逃げ出すタイミングを見計らっていたのではと勝手に予想します。
※1929年の大恐慌や2008年の金融破綻。これにより多くの国民が富を失い借金を抱えたが、問題を起こした張本人である銀行は救済された。そしてこのふたつの恐慌どちらも結果的に同じ銀行家達が莫大な利益を得たことから、この銀行家達が掌握しているそもそもの金融システムである連邦準備銀行および連邦準備制度が問題の原因とされている。
また、現状以上に連邦準備制度理事会によるお金の独占支配が可能となる、ゴールドなどによる何の裏打ちもないCBDC(中央銀行デジタル通貨)に対する危険性を感じ取ったから、との理由もあるそうです。そしてCBDCには他にもこんな懸念があるそうです。
“
政府は、個人の購入能力を「無効にする」ことさえできる。エコノミストのトルステン・ポライト氏は、ミーゼス研究所に寄稿した「デジタルユーロの背後に潜む危険」という記事で、デジタル・ユーロの出現により、ビッグ・ブラザーのような政府による統制が可能になる可能性を概説した 。
デジタル通貨が発行された場合、「監視国家体制への道はかなり加速するだろう」と氏は述べた。
”
(同じ記事から引用)
これらのことからテキサスの法案を支持する人達が大変多いとの話で、今後テキサスだけでなく他の州にまでこの動きが拡大していく可能性は結構高そうではと思われることと、更に海外のいくつかの国では何やらオペレーション・サンドマンというものが着々と準備されているといった話を小耳にはさんだので、今後どういう落としどころにするか。どう決着がつくかは今の段階ではまったく分かりませんが、もし崩壊となれば今のあの状況では激しい混乱はとても乗りこえられないだろうし他の国にも(もちろん日本にも)影響するので、早くトランプさんが戻って立て直してくれないかなと思うばかりです。
何にせよこの大きな変動が起こりそうな機会に既存のおかしなシステムから健全で公平な金融システムに変わることを願ってやみません。