とても有名なバーラト(インド)のガンジーさんのお話です。
なんと言っても心に残ったのは正しい信念をもった正義が正しい方法で勝った。しかもフィクションではなく現実に起きたもの、というなんとも胸のすくような感動的な話で気持ちがとても明るくなる話ですが、どうにも最近裁かれないまま、放置されている悪事ばかりを見過ぎているのでこの話はまるで清涼剤のようでした。
またそれと同時に、人間にとってとても大切なことを教えてくれたように思えました。
不服従という最大の武器
例えば日本にしてもおかしな税金が多いのは大体の人は分かっていることで(ものによっては二重にも三重にかかっているものも)その税が妥当なのか、蓋然性はあるのか国民不在で議論されないままが煙に巻かれるばかりで結局は「そう決まっているから」だけで押し切られ話が片づけられてしまっているように見えます。
そもそもきちんと正しくまともに使われているかさえも大いに疑問があるところで、特に消費税なんていうものがどのような発想から、どのように導入されたかを知ったら馬鹿馬鹿しくて払う気がまったくなくなるようなものまであります。
こういう馬鹿げたものであったとしても従う人間がいる以上は決してなくなることはないということと。
皆が従わず、皆が皆で罰則を受けたり投獄される気で不服従を貫けば何も出来はしないので、あっという間におかしな抑圧的なものはなくなるということ。
何よりもどんな武器よりも強いものは決して従わない。不服従だということがよく分かりました。
結局嫌々ながらでも受け入れてしまっているとこの嫌な現状は続くし、それどころか今後さらに押し込まれて、今あるものさえ取り上げられていきどんどん悪い立場になっていくことがよりはっきり分かったのがここ数年のことだと改めて思います。
さすがにここまできてなおこの問題だらけの現状を作り出しているものやそれに従っている者の良心に期待している人は少ないかと思われますが、最低限の倫理観ぐらいは。最低限の人道に対するまともな感受性を持っているだろうと思っていたところが、それさえもなかったことがここ数年で身をもってあるいは身内で体験した人も随分増えたようにも見えます。
何を信じるか何を信じないかは人が干渉できることではありませんが、この悪事や禍事に塗れた世の中ではどんな組織や権威であっても鵜呑みにせず一旦は疑う。疑問を持つということが自分の身を守ることにもなり、また別の人を守ることにも繋がるように思えます。
少し話は逸れますが日本の税収のうち年間数兆円が一体何に使われていたのか、かなり衝撃的な話がありましたので連載企画の方で次回あたりに盛り込んでいこうかと考えています。
いつのことかは忘れましたが何か面白かったので保存しておいた画像です。
アメリカではしばしば腐敗した政治や組織などが沼地に例えられており、それを浄化することは沼の水を抜くことに例えられるそうです。
他は一旦置いておくとしてアメリカも腐敗してゴミだらけですが日本も大概ゴミだらけなのはひとつ前の記事にのせた支配構造を説明している画像でも十分分かることとしても、なら一体どうするの? どうすればいいのか? という疑問にはまさに上記のガンジーさんの話が大きな答えのひとつとして教えてくれているように思いました。