無料のKindle Previewerで完成した電子書籍を確認してみよう

「でんでんコンバーター」や「LeME」で作成したepub（電子書籍）ファイルを、実際のデバイス（タブレットやスマートフォン）と同じ環境で仮想的にレイアウト等が確認できるKindle Previewerのご紹介と簡単な使い方の記事です。

Kindle Previewerのダウンロード

https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G202131170

こちらからダウンロードできます。
Windows用は約 266MBでした。

１．PCにインストール

KindlePreviewerInstaller.exeファイルをダウンロード後、ファイルを実行してPCにインストールします。

２．実際に起動してみる

インストールが終わったら早速立ち上げてみます。



こんな画面が出ました。

３．作成したepubファイルをドラックアンドドロップ

完成したepubファイル（例：羊　夜　世界　二巻）を、kindle previewerの画面にドラックアンドドロップで置いてみると、コンバート中のウインドウが表示され、しばらくしてコンバートが完了した旨の表示が出ます。
そこでOKボタンをクリックすると……


無事読みこめました。

４．デバイスを切り替えて更に確認

読みこめはしたもののモノクロだったので、上部のメニューバーの「Device」から 「Fire」端末を選ぶと



若干表示サイズが小さめに変わったものの、ちゃんとカラーになりました。
後は目次や画像の確認や、文字サイズを変更した時にちゃんと画面の大きさにあわせて改行されているかの確認をしてみるといいかと思います。

読み込む前にデバイスを指定したい場合は、ホーム画面のSettingから任意のデバイスを選べます。

ショートカットキー

便利なショートカットキーとしては、Ctrl+Rで表紙にジャンプ。Ctrl+Tで目次にジャンプできます。
ページ送りは下のスライドバーだと動きがかなり大味で見たいページにぴったりたどり着くのが難しいので、キーボードの左右の矢印キーを使うと便利ですね。

オンラインプレビューワーもあり

kindleで電子書籍を出版する場合、オンラインプレビューワーというブラウザ上で実際のレイアウトを確認できるものもありますが、オフラインでいつでも確認できる利便性はあるかと思います。