【創作ハンドブック チャプター2】簡単・お手軽 レシピ式小説の書き方

2022/04/16

創作ハンドブック作成

一つめはあくまで導入としてこの二個目からが実質本編ということで、その最初にはやはりこれを持ってくるのがしっくりくるかなと思いこれを据えることにしました。技法・作法的なことに関しては方々でさんざん語りつくされてきているところではあると思いますので、当サークル独自のメソッドをメインの柱として、気軽にとっつきやすい方法を提示する形の内容を予定しています。

基本はおさえつつ、とっつきやすい形に


守るべきルール的なものやより読みやすく、分かりやすくする為の簡単な方法などの基礎テクニックは確かに重要ではありますが、あんまりあれこれと多くあるとはじめる前にうんざりしてしまうと思いましたので、ここはいくつかの勘所だけをシンプルな形でさらっと流す程度にお伝えする感じでとどめたいと考えています。
また、あくまで書く人のオリジナリティを尊重したいという考えが前提としてありますので、他の人の癖や色が付いたりあまりがちがちの型にはめてしまうことも避けたいなと思っています。

小説に限らず様々な創作物の歴史を辿ると、新しい手法や既存の枠にとらわれないものが出てくると最初は懐疑的な目で見られたり時には批判されたりもしますが、後に全部ではないもののむしろそれがスタンダードになってたりするのが面白いなと思ったことがあり、むしろ既存の枠をはみ出すくらいのものが結果その界隈の面積(表現の幅)や多様性を広げることになっているように見えました。

ということであくまで土台、本当に基礎の部分だけをお伝えするにとどめて、後にその土台に何を載せていくかは完全な自由で、個性を活かす形が良いのではないかと考えました。
何を書くか、何を盛り込んでいくかの感性の部分に関しては創作の着想、アイデア発想法として、別の項目かチャプターでお伝えしていこうかと考えています。

レシピ式とは?


名称からもなんとなく分かりそうですが、料理を作ることと結構似ているところがあるなという考えから生まれた方式です。

まず何から始めていいか分からない。あるいは一体何をどのように組み立てていけばよいのか分からない。そもそもの着想自体が分からないという一番最初のとっかかりが結構な難所ではないかと感じるので、その問題の解決法として最初のとっかかりからのある程度決まった流れや方法があればよいのでは、ということからこの方式を採用しました。
特に創作物は一番最初の段階でモチベーションを含めある程度のトルクがないとゴール(完成)にまでたどり着かないので、比較的この部分に多めにページ数を割こうと考えています。

特にまだ書いたことがない方にとっては、短くても最後まで完成させれば出来た後にこの方法はなかなか良い、逆にこれはよくないと見えるものが多くありとても大きな経験値となるので、この方式ではとにかく一本完成させることを一番の目的としています。

次の章としては


小説執筆に関してはひとつのチャプターだけではとても伝え足りないなと思いますので、次のチャプターでは第二段階的に更に発展させたより実践的な内容にしようと考えています。

現在のハンドブック進捗状況


一つ目のチャプターの元のテキストがほぼ書き終わったので、最終的にさっと見やすいものにするにはどのようなファイル形式にすればいいかをレイアウト含め考えながら平行して次のチャプターの内容を吟味している状況です。




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個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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