【第15回】ネタ集めとこれまで考えたものの中から優先的に使いたいものを再発掘する回

2023/08/21

制作連載企画2023(ゲーム原案)

大分回数が増えてきましたので一度これまで考えたものの中から、優先的に使いたいものを拾い上げたり更に追加のネタ集めを兼ねた小休止的な回です。
今回はなんだか少しややこしい話になってしまった気がしますので、ゆったりとリラックスできそうな曲を選びました。


金融の話


以前金融に関しての話題を交えながら盛り込むストーリーを考えた回がありましたが、参考にしていた過去の歴史や現在の世の中の情勢を見ると思っていたよりもずっと展開が早く着実に一歩一歩歩みを進めているように感じられましたので、これがどのような方向に進んで行くか。その結果どんな変化があるかある程度はっきりとした結果が見えるまではネタとして落とし込むのは難しいのでは判断しました。

実にありがたいことに最近は本当に種々様々な海外の情勢や動向。反応に関してアンテナが高い方々が多くいて、しかも惜しげも無くかつ素早く発信してくれていますのでいつも有難く見させてもらっている訳なんですが、なかでも気になるのはやはり今の社会の根幹の部分である金融関係で、どうにもそれが近々大きな変化を迎える材料があちこちで見られるという話を頻繁に目にするようになりました。

では変化が起こりつつあるとして、じゃあそれが良い変化なのか悪い変化なのかというところが一番のポイントではあるとは思いますが、一時は混乱があるかもしれないけれどポジティブな良い方向性であると捉えているものが多く見られました。

なぜ良い変化なのか?

それらの情報が共通して示しているのはドルの終わりという話です。
世界の主要な取引にはドルが使われておりそれがドルの持つ強みのひとつで、特に国を支える重要なエネルギー資源をドルでやりとりしている現状がドルによる支配を確かなものにしているというのは特に疑うような話ではありませんが、それがつい先日あっさりと打ち破られるニュースがありました。

インド、UAE産原油を自国通貨ルピーで決済(ロイター)

またドルによる支配は強権的に意向に従わない国に対して経済制裁にも使われていましたが、どこかの記事で「システムはその力を行使すればする程に弱くなる」という思わず目が覚めるような言葉に出会いましたが、結局強固なルールがあったとしても恣意的に乱用されるようになると誰も従わなくなり形骸化するということなんだと思いました。

別の記事である国の人が「刷り放題のインチキ紙きれ」と批難しておりさすがにそれは少し言い過ぎではと思いつつも、気持ちは分かるどこかユーモアがありながらもなかなかピリッとした過激な言葉にも出くわしましたが、あらゆる国々やしかも同じ国の複数の州でさえドルに背を向け始めた今年の動向を見ていると、一歩一歩確実にドルの失墜、そして崩壊へと歩みを進めているのは傍目にもまず間違いないことだと思われます。

ではドルが崩壊するとしてそれが悪い変化なのかということを考える訳ですが、定期的に大きな破綻があるだけでなくその度に税金で補填されたり金利の操作によるスポイルが可能だったり、環境カルトの資金源であったり、豊かな資源を持つ国々がなぜか長年貧困であえいでいたりする現状が健全かといわれると決してそんなことはなく、そんな不健全な状態から脱却しようとするのはごく自然な動きで無理からぬことと考えます。

株式会社?

そんな折にこれまたかなり興味を引くなかなか面白いニュースがありました。
ちょっと前の8月初め頃にみた記事ですが、アメリカ国防総省のタスクフォース委員を務める女性がイギリスの朝の生放送ニュースに出演した時の話題で昨年話題になった2000Mules(運び屋)の話なども出ていますが、特に気になる一言がありました。

2020年の選挙について言わせてください。
バイデンは大統領でいますが、彼はあくまで、1871年の条約による破産した「株式会社アメリカ」の合法的な大統領でしかありません。民主的な大統領ではないのです。
(引用元)
英国 GBN 放送; トランプの真実_ジャン・ハルパー・ヘイズ委員長かく語りき

実は国家というのは株式会社だった、という話なんですがこの記事を見た時にすっかり忘れていた、確か10年くらい前に聞いた同様の話を思い出しました。
それを見た当時はなんともぶっ飛んだ話だなあと驚いたのですがかなり詳細な情報で納得感があり、どうにも判断がつかないような半信半疑ではあったのですが、今回の国防総省委員の口からこの話が出たことでまさかあの話が本当だったの? という再度の驚きと共になんだか懐かしい気持ちになりました。

この株式会社というのは日本も同様の状態と言われている訳ですが、仮に国が株式会社だったとして何か問題があるのだろうか? とまず考えるところで、かなりざっくりとした概要としてはその国の国民の生み出した富の大半が債券という形でどこかに抜けているという内容で、この支配構造をセットで支えているのが紙幣印刷の権利であるという感じだったような記憶がありますが、どうにも時間が経ち過ぎていて詳細を忘れかかっており簡略化し過ぎて色々抜け落ちているかもしれません。

当時見たそのサイトのURLは控えてなかったので探しだすのに非常に骨が折れそうですが今度暇があったら探してみようかなと思っています。もしこれが事実だとして多くの人が知るようなことになったら日本人はともかくアメリカ人は黙っているようには思えませんが。

何にせよどうも世界情勢に大きな変化がありそうな気配が濃厚に立ち込めつつも、どんな展開になるのかはまったく予想できない訳で、果たしてその準備がちゃんと整っているだろうかという不安がよぎりますが、アメリカもアメリカでこれから待ち受けている重要な事柄を前にしていつまでバイデンぐらいの小石に躓いている場合じゃないような気がするというか、RPGで言うところのボス前の雑魚敵が空気を読まず思わぬ変な頑張りを見せてしまうような感じに近いように見えますが、案外単に間を持たしているだけで自分の浅はかな推測とは裏腹にとっくに先を見据えている人達がうまくタイミングを見計らっているだけなのではという期待もあったりなかったりしながら、目の離せないこの話の展開を引き続き追っていきたいと思っています。







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個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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