【制作連載企画】第3回 お話のコンセプト決め その3

2024/04/22

制作連載企画2024(お話づくり)

前回に引き続きまた別の視点と方向から新たなものを考えてみる回です。


コンセプトと似たものですがより根底にあるメッセージ的なものとして、これからはこんなに良いものが待っている。これまでのありようからのシフトというものを入れたいのでそれをあれこれ考えてみる回です。

これからどんな状況へと移行していくのか?

最近より物質的なものに重きを置く価値観から精神的のものに重きを置く価値観へと移行していくという話を見聞きすることが増えてきたところで、それがいつどのように移行していくのかはまだ分からないもののそれをとっかかりとして考えたくなりました。

これからそういう価値観に移行するとして、ある日いきなり突然一気に取り払われるのか。それともじわじわと変化していくのかは不明ですが結局衣食住という三次元の制約や肉体的な縛りがある限りそれはなかなか難しいのではというか、物資的なものがあって精神的なものにもやっと目がいくのが人の性で、食うや食わずで精神的ものに意識がいくかというとそれは非常にまれなパターンであって、やはり物質的なものを無視できないなと個人的には思っています。

しかしながらこれまでの世の常を振り返ってみると、どうにもその物質的なものに傾き過ぎ精神が物質の奴隷となっているような状態で、結局それがこの悲惨な現状になってしまったように見えますが、精神主体の五次元への移行というのはその主従関係が逆転する、というかむしろ元々はそうだったということを思い出す逆さまな状態が解消することではと捉えました。

何事に置いても精神(意識)が先で物質はそれに追従してくるもの、という訳ですがでは思ったからっていきなり空から米やパンやらが降ってくるのだろうか? もしそれが出来たらその話を信じるよ、なんて言われたらぐうの音も出ない訳ですが、まず意識があって物事が生まれるとしても、そこには三次元的な手続きと時間の経過が必要なのは明らかな事実だと思います。

しかしながら多分これからはその実現までの間(サイクル)が段々と短くなっているのではというか、実感的にも比重が傾き始めているのかそのうち今の段階では割と突拍子もなく聞こえる話であっても段々と手が届き始めてくるのではという気がしています。

水で走る車が今になってまた話題に上ってきたり簡単に石油を作れる話、ドバイのフリーエネルギー装置にしてもそうですがこれまで絶対無理だろうと思われていたことや、ありえないこととされていたものが表に出てくるようになってきていることと重なるというか、更にこういったことが知らされるたびに人々の中で具体化し言語化され鮮明なイメージや共通認識となると、それに呼応するようにより方々で具現化し実現する頻度が増えていっているような気がします。

ここ数年は特にこれまでの強固に存在していた常識や共通認識が取り払われるスピードが加速し続けている状況を実感する人が増えているのか、マトリックスの破壊や脱出と表現している方も多く見かけます。

二種類の情報

これまで数年間、様々なところからの情報を入手し時には分析などを続けていてふと気が付いたことがありましたが、それはこれまでこんなことがあった。こういうことが原因、またはこんな理由で現在こうなっているというものと、これからはこうなる。こんなことが実現する。こんな事実や技術が秘められていたという大体二種類の情報が入り混じっているなと感じました。

それは一体なぜなのかと考えたところこれまで何があってこうなったかをおおよそ理解したら次は創造という段階に移行し始めてもいい気がすると言いますか、もっとこれからの良くなる世の中のビジョンなど、認識の次の段階である創造的な方向へとシフトする時期に来ているのではと感じられました。

これからは更に気をそらすような奇妙で不可解なニュースがどんどん増えてくると言われており、またそれと同時に今までの常識では測れない。驚天動地の事柄が明るみになったり、秘匿され続けてきた凄い技術の存在を知らせる報も増えてくるそうです。
となると世情やニュースの分析は現在地点の確認程度にとどめ日々のエネルギーリソースを創造の方へと割り振り割いていくように促しているともとれるのではと気が付きました。

とはいえ個人的にはなんだかそれらのものや変化の実現が遅くて少しイライラする時も結構ありましたが、先日ご紹介したジョーディスペンザ博士の願望実現の話からするとそれはまた新たな欠乏を生み出す繰り返しのサイクルに入るだけとの説明がありました。

それは皮肉なことに欠乏を感じている状態では、例えその欠乏を生み出しているものが達成され埋まったとしても、また新たな別の欠乏を生み出すだけの繰り返しからは抜けられずにいる状態で、すでに豊かさを感じている状態こそが豊かさを引き寄せるという話です。

つまり今現在の欠乏に目を向けるのではなく、すでに豊かである。満たされているというものに目を向けるような癖をつけるというか、例えどんな状況であっても何かしらひとつは感謝できること。満たされることを見付けてそれをより有難がく感じる気持ちを増幅させていけばいいのではと捉えました。

後はこれまでの世の中を形成していたものからちょっとずつ軸足をずらし、かけていた体重を新しい方へと向けていくといいのではと。
分かり易い例としてはこれまでの世の中を形成している一番の礎といったらやはりそれはお金で、まず何よりも先にお金からの依存を減らすという状況へとシフトする人が増えていけばより早まる気がします。

具体的には消費や物欲を満たして精神を充足させるのではなく、誰にも等しく降り注ぐ太陽の光や熱。風や水。土などのフリーエネルギーを感じたり自然や動物と触れ合う時間をなるべく作る。
食べるものを減らしていく。食べるもの、体に入るものに気を使う。自分で食べ物を栽培する。
日々の生活の中で時間や労力といったリソースをそっちの方向へといきなりというよりかは段々と移行させていくといいのではと思ったので、徐々にですが移行していっています。
また毎日無数の選択がある中の判断基準として、その意識なり考えなりがあれば自ずと選ぶものも変化してくる気がします。

まず最初に明確なゴールを描く

ではそっちの方向にシフトする意識や考えになる為にはどうすればいいかといったところで、まず最初に明確なゴールの設定が必要だなと考えました。

ゴールのイメージが意識に組み込まれるとそのマインドセットが出来上がり、そうすればそれまでの道筋を逆算的に勝手に考え始めるので、何よりまずは具体的で明確なゴールを描く必要がある訳で、それには言語化の力が重要だそうです。

そこはどんな景色か。そしてどんな気分になっているか。また言語以外にも絵や写真の視覚イメージや五感をフルに使ったイメージもいいかもしれません。
そしてそういう風に頭が切り替われば、おのずと日々発する意識が変わり言葉が変わり、選択が変わり行動が変わるのではと思いましたので、それをお話の中にうまく取り入れるというか根底にある考えとして作りたいと考えています。






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個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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