太田龍『地球の支配者は爬虫類人的異星人である』

2024/08/03

読書感想&おすすめ本

先日読み終わったので、特に気になった箇所をピックアップしています。


この本はまえがきにもある通り、基本となるものは主にデイビット・アイク氏の著書『ザ・ビッケスト・シークレット』(日本版は『大いなる秘密』上下巻として発刊されています)を元に書かれている本で、読み進めているうちにやはりこの元の本もあたるべきと思わされました。
ということでその本も入手しましたので、今現在少しづつですが読み始めています。

話は戻ってこの『地球の支配者は爬虫類人的異星人である』の奥付を見ると発行されたのが2007年9月と記されており、今から17年も前の本ということですが当時どのくらいの人にどれ程の意識の変化を及ぼしたのかを知ることは難しいですが、情報量やその伝達力が飛躍的に向上した今の状況と、またこういった内容に理解のある人が大幅に増えた現在からすると、より多くの様々な情報を比較することが出来、当時とはまた違った、より深く本質をつかんだ理解ができるように思えます。

もっと平たく言うと、当時この本を読むだけですぐに理解できる人がいたとしてもそれはおそらく少数で、大半はどこか受け入れがたいような。懐疑的な。あるいは斜に構えた見方であったのではということは想像に難くなく、なかなかこの本の本質なり真価。肝要な部分が掴めることはなかったのではと思える訳で、それからそれなりの時が経った今現在の状況や関連情報と比較することでようやく見えるものがある気がします。

ゼカリア・シッチンの勧告

シュメール粘土板文字の解読と翻訳の第一人者として知られるゼカリア・シッチンが本書の最初の方に出てきますが、氏は爬虫類人的異星人の存在を否定する見解をもっており、デイビット・アイク氏に対しその方向での調査を中止するよう強い調子で勧告した、と書かれています。

なぜそのような勧告したのか、理由までは書かれていませんでしたが、根拠に乏しい説と切り捨てるのなら放っておけばいいのにどうにも違和感のある勧告で、単純に考えればまさにその部分には触れて欲しくはない。探られたくない部分であるかのように見えます。

ゼカリア・シッチン氏の有名な本『地球年代記』(日本でも和訳本が出ています)において、シュメール粘土板文字の解読により太陽系惑星のひとつ。ニビル星による地球の侵略と植民地化。そして地球原人の遺伝子操作を行い家畜化、奴隷化したことを明かした大きな功績は間違いないように思えますが、今現在までその支配が及んでいるか否かで、アイクとは意見が異なっているそうです。

また何故アイクがこの方向(つまり爬虫類人的異星人の関与)での調査をすることとなったのか、その理由の一端としてダイアナ妃に長く仕えていた人物からの告発。つまりウインザー家の人らはリザード(トカゲ)でありレプティリアン(爬虫類人)である、という話からのものであることが書かれています。 

おさらい的なもの

本書の中に載っている『ザ・ビッケスト・シークレット』からの引用箇所ですが、以前ご紹介した動画シリーズ『続・カバールの崩壊』のパート1。更にYoutube動画、ロスチャイルドとハザール・マフィアの悪行 【カザール・ユダヤ・シオニスト・英国・虐殺・バビロン】の内容と同一であることが確認できる箇所がありましたので、その部分を引用します。

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我々がユダヤ人種と呼んでいる人びとも、コーカサス地方に起源を有する。言われているようなイスラエル人ではまったくない。歴史的人類学的資料の示すところでは、ユダヤ人として知られる人びとのうち、イスラエル人と遺伝的につながりのある部分はきわめて少ない。八世紀。コーカサス山地とロシア南部に住んでいたカザール人と呼ばれる人びとが一挙にユダヤ教に改宗した。その後彼らは長い時間をかけてロシア、リトアニア、エストニアに移住し、そこから西ヨーロッパ、そして米国にも浸透した。ロスチャイルド家はこの血統に属する。
(『ザ・ビッゲスト・シークレット』八九頁』
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(P235)

子供への強姦儀式殺人の理由

本書の中もこれが特に肝要な部分に感じましたので、少し長めに取り上げます。
アドレノクロムの関連情報によりこれらの残虐な行為を行う理由が分かりましたが、本書の中では更に別の説が書かれていました。
どの説も十分ありそうに思える訳ですが理由としてはひとつではなく、複数の理由なのかもしれません。

本書の中でデイビット・アイク氏の著書『ザ・ビッケスト・シークレット』からの引用として、この儀式殺人に関する具体的な内容が書かれている部分がありました。

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悪魔主義の世界センターの一つは、暗黒の城(カッスル・オブ・ダークネス)、シャトー・デ・アメロウは王たちの城である。それはベルギーのヴィレッジ・オブ・ムノ・ベルという村の近くに位置する。この城はフランス国境に近く、ルクセンブルクから二〇キロメートル。それは深い森と厳重な警備によって人目からは守られている。その敷地にの中には一〇〇の燈火で照らされたドームを有する大寺院が建てられている。

この悪魔主義の大寺院の中には、女王の母と名付けられた高級幹部の上位の女性僧職者の玉座が設けてある。毎日一人の子供が、その大寺院の地下の部屋で生けえとして殺害される。この儀式殺人はヘブライ語のカバラに出てくる悪魔霊の一人、リリスとして知られる悪魔主義的女神のために執り行われる。

ベルギーが悪魔主義ときわめて多くの秘密結社機関の指令本部である疑問に対する回答はしごく単純である。
秘密結社はまさにそのことのために、一八三一年にベルギーという国を造ったのである。彼ら(秘密結社)は、このベルギー国にレプティリアン(爬虫類人)の"王家"の血統、サックス、コーブルグ、ゴータ家の血統、英国王室の血統、さらにそれらを通じてババリアのイルミナティの創立者、アダム・ワイスハウプトの支持者にしてレプティリアン王家の一部たるオプロシア王室ともつながる血統を押し付けたのだ。
(『ザ・ビッゲスト・シークレット』二九七-二九八頁』)
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(P148)

また、この恐るべきベルギー王室と日本の皇室は非常に親密な関係にある、と著者である太田氏が補足されていました。
後に知った日本の皇室に関する様々な情報。大戦中、大戦後に国民が受けた悲惨な話の数々を比較し考えると、それも十分に納得できることだと思えます。

またこれは余談ですが結構前にベルギーチョコレートに関するかなり突飛な話を見かけたことがあり、それ以来しばらくの間チョコレートを見るとその話が想起され悪寒のようなものが走ったことを思い出しました。それもまた某バーガーチェーンの話を知ると無くはないことだとは思いますが。

更に1970年代英国首相のエドワード・ヒースにうろこが生えた瞬間を目撃した婦人からの告発も書かれていました。

若返りの薬? あるいは人間形態の維持の為?

爬虫類人的異星人が人間形態の維持の為に人間の血を必要としている、という説に関する引用です。

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アリゾナ・ワイルダーが私に語ったところによると、一九八〇年代以降、生きた人間を生にえとして殺害する儀式の回数は大幅に増えている。その理由は、爬虫類人は彼らの人間としての形態を維持するため、ますます多くの人間の血を必要としているからであると言う。
(『ザ・ビッゲスト・シークレット』四七八頁』)
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(P157)

個人的に人間の形態の維持の為、という説が納得できる理由としては動画で見た、テレビキャスター等の瞳孔が瞬時に細く変化したり、画像でもやけに首が長く太い芸能人ら。人間の動きとは大分趣が異なる政財界の著名人らのことを知ったことであると感じます。

そして更に儀式殺人を行う第三の説があり、これも十分あり得るというか、これが最大の理由ではないかと直観的に感じるものでした。
その説を解説している箇所を引用します。

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(中略)
私は幾つかのことを強調しておきたい。イルミナティ、世界の方向をコントロールしているこの一味は、数千年数万年以前から爬虫類人的異星人種と地球人類との間の、人種間交配の結果生まれた、遺伝的混血種である。権力の中核は、この次元でさえない。彼らは第四次元の下層、多くの人びとはそれをアストラル(霊体)下層と呼ぶが、伝説と神話ではそれは"デーモン(悪魔霊)"の伝統的な棲み家とされている。
そのような場所に存在する、これらの第四次元爬虫類人は、前記のような混血種を使って活動する。
なぜなら、この両者は、互換的な波動を有しているからである。そのために、ヨーロッパの王室と貴族の家系は、アメリカの指導者を生み出すいわゆる米国の東部エスタンブリッシュメントの家系との婚姻関係を維持することに驚くべき執念を注ぐのである。

一七八九年、初代ジョージ・ワシントンを含む、すべての米国大統領選挙での当選者の大部分はヨーロッパ王室の血統である。ビル・クリントンに至る四二人の米大統領のうち三三人は、血統的には二人の人間、すなわちイングランドのアルフレッド大王と、フランスのもっとも有名な王である、シュルルマーニュにつながっている。
権力の地位に就いている人びとはすべて、同じ部族(トライブ)に属しているのである!
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(P200)

続いて彼らが血統も対する異常な執着の理由と、爬虫類の持つ性質と特性。主に冷血的行動や、ピラミッド権力構造思考とトップダウン思考についての解説が書かれています。

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彼らの遺伝的構造を保存するために、彼らの内部の婚姻関係に執着するのと同じ程度に、イルミナティは象徴体系と儀式に執着する。
興味深いことに、通俗科学は、人間の脳の爬虫類的部分(彼らはそれをR複合と呼んでいる)は以下のような行動習性を生み出す、と記録している。
すなわち、儀式への執着、冷血的行動、縄張りへの固執、つまり"これは私のものだ"、さらにトップダウン敵(上からの命令絶対)階層構造、これはイルミナティの心情を完璧に要約するものであり、R複合の程度が強ければ強いほど、これらの特徴はより徹底して表現されることになる。
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(P201)

つまり組織等のピラミッド構造。絶対的な服従。上意下達。冷血的なものがもてはやされること。血統や人種差別。これこそがまさに爬虫類的思考であり、現代の問題そのものと言い換えられます。

これまでに人間の精神性の向上に大きく貢献し努めた偉大な者たちがどれも口をそろえて、上下関係は作らず。常に調和や平和。冷血とは対極にある愛。他人を思いやる慈愛を重んじることを何度も強調してきた理由がこうした意味からも理解できるようです。

そして続けて儀式を行う驚くべき理由について書かれています。

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しかし、彼らの儀式は、単なる儀礼上の目的のものではないし、またいわれのない恐怖を与えるためのものでもない。
彼らの儀式は、地球のエネルギー場とエネルギー・グリッド(極)の再配置をするように設計されている。それによって、人間の意識は根本から影響を受ける。

太古の時代にこの同じ血統の人びとが実行していた儀式は、今、彼らが執り行っているものとまったく同一のものである。
……彼らは詳細な年間の暦を持っている。それにもとづいて彼らは、人間を生けにえとして殺す儀式を実施し、……ごく近い将来に、地球を完全に統制する彼らの病的な行動の日程実現のために、エネルギーを抑圧せんとしているのである。
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(P201)

以上で引用は終わりです。
これまでのふたつの説より更に飛躍した説であるかのように思えますが、これは彼らのある種の奇妙さ。何か現実的なテクノロジーを超えた部分での透視。まったく別の場所。次元さえ異なるところから監視しているかのような性質から、十分あり得る説ではと感じます。

つまり彼らは低層四次元の住人であり、またそこに永遠に囚われている存在であるがゆえに現実的に干渉する為の媒介。互換的な性質を持った血統が必要であるという説明ですが、これを象徴的に表しているエッシャーによる挿絵が載せられていました。

≪エッシャー画によるレプティリアン幽閉の様子≫(P137)

地球上のエネルギーグリッドを再配置し人々の意識を抑圧する為、という説明ですが、これは人の意識に関する部分での支配。コントロールを示しているというもので、人々を意識の支配し、人の意識を永遠に彼らの望む狭い監獄に閉じ込める為、ということです。

これはまさに、あらゆる事象に対して。特に近年世界中で大問題となっている薬害ひとつとっても、どうにも大多数の人が物事の本質に対する理解が一向に深まらない現象や、本来の支配者層の存在にまで認識が及ばないことがこれで説明できるのではと思えます。

大分前にどこかで聞いた話ですが、人ひとりが発する感情、想念が地球全体に少なからず影響を及ぼしている、という話はどこか理屈ではなく理解できる感覚があり、人間の意識のコントロールというのは管理や支配といったことだけでなくもっと重要な意味において必須の事項だったのではと思わされます。

生命の神秘。不可思議さを知ると人や生き物はどこをどうみても何か特別な存在。造物主によって作られたものであるし、勝手に心臓が動いている、何かによって生かされている存在であり、そのまま自然な状態であればなんら問題なく生きていける筈で、ではそれらを陥れ支配しようとしたならば、人の意識やエネルギーを抑圧すればいい、という理屈なのだと理解しました。

ホルスの目は地球のレイラインと低層四次元を繋ぐ通路

低層四次元からの監視者である目はホルスの目としてドル札や日本円などのお札。企業や団体のロゴ。各種建物などありとあらゆる所にやけにイルミナティがホルスの目を使いたがるのは、常に監視者の存在を誇示しているともとれる気がしますが、それは低層四次元を繋ぐもの。そしてまたイルミナティによる地球乗っ取りの完遂であるホルスの時代の到来を目指している為との本書での解説がありました。

そしてジョージ・ブッシュの名前が以前からギザの2000年紀の祝賀儀式の招待者名簿に収録されている、との話はなぜその人物を本書の帯の写真に据えた理由のような気がしました。

よく人類は常に霊的な戦争を仕掛けられにさらされている、と言われることがありますが例え表面的には何もない平時であっても常に精神面での闘いは水面下で行われていることを知ると、何かこの今現在の抑圧された監獄のようなおかしな価値観や社会を覆す有効な手だてが見つかるのでは、と考えます。




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個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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