808ドラムにしっくりくる楽器はやっぱり808ベース?
リズム自体が基本808なので当たり前ですが、やっぱりしっくりくるのは808のベースかなというところで無難ですが808のシンセベースにしました。
一応他のベース音もいくつか試したところ調和的な面でも決して悪くはなかったのですが、シンセベースの方が当初のイメージの未来感を出すのにより良いのではという判断から808にしました。
808のベース音(のうちのひとつ)サンプル ※音量が大きいのご注意ください
いざベース音入れ
ということで基本の音色は決まりましたが、シンセベースというのは自分の使い方が悪いせいかどう使ってもなかなか良い感じにならず、苦手意識もあり。というより何より個人的にエレキベースの音が好きだったということもありまず楽器の候補には入れず敬遠していました。
ところがある日とあるバンドのライブに行って目から鱗が落ちました。なるほどシンセベースはこんなにかっこいい音と使い方があるんだなと。
それがなぜかというはっきりとした理由はよく分からなかったのですが(おそらくライン録音の)スタジオ版とは違って会場の大きいスピーカーから出る音だと、歯切れが良くていかにもシンセっぽい感じの音がなぜか他の楽器に負けないくらい映えてすごく良い感じに聴こえるという不思議な感覚でした。
その感じを再現するには?
これを今回の曲にちょっとでも再現できないかと思いましたがさすがにライブ会場の空気感は出せないので、あくまでDTMでかつ自分の技量で再現できる範囲でそれっぽい感じの部分だけを再現してみることにしました。
まずリズムですがよくある単純な8ビートでしかも抑揚があまりなく平坦で、フレーズもシンプルだったのでそのままベタで打ち込んで、音色としては似た感じのいかにもシンセベースっぽい音が出るものをいくつか選んでみました。
その中から一番イメージに近い感じになったものを選びましたが、今後重なっていく他の楽器との相性をみて変えることも視野にいれつつ、ベースの音色と基本のフレーズはこれでいきたいと思います。
前回作ったリズムと足してみる
これに前回作ったリズムを足したものです。いくつかのエフェクトを入れて多少ですが音を加工してあります。
次回の作業は
これで曲のリズム隊はとりあえず大まかに出来たので、次回は上物を入れて完成としたい所です。