『コブラ会』(cobra kai)シーズン3を見終わりました

2021/01/08

ドラマ・映画感想

非常に楽しみにしていたコブラ会の最新シーズンですが、嬉しいことに1月8日に配信だったところ一週間ほど早い1月1日から配信されたので、さっそく全部一気見しました。例によってネタバレがありますので、未視聴の方はご注意ください。



相変わらず面白かったです


まず最初に全部見終わった感想としては相変わらず面白かった、の一言に尽きました。
個人的にはこのドラマは期待以上とか、期待通りといった感じの姿勢で見るドラマではなく(もちろんもっと笑えるシーンをたくさん入れて欲しいという類の期待をしている部分はありますが)単純に続きが気になって仕方がないという部分が大きいドラマです。

例えばどういう方向に向かって、どういう終わり方になるのか。
もっと細かい部分でいうと登場人物たちがどういった体験をして、そこからどう考えどういう決断していくのか。どのように因縁が解消され(あるいは生まれて)ていくのだろうという興味が尽きません。

これまで以上に見どころがいっぱいでした


ダニエルの人生の師でもあるミヤギの故郷の沖縄に行くエピソード
映画ベストキッド2のヒロインであるクミコと、敵役であるチョウゼン。
そしてなんといっても1のヒロインのアリが登場するという、映画版のシリーズを通しての同窓会的な華やかなシーズンのように感じました

とにかく随所に映画の方のファンへのサービスというか楽しませようという製作者たちの心意気がしっかり感じられます。あんまり知らないだけかもしれませんが、こんな風にシリーズ全体への製作者のリスペクトと愛を感じるドラマって他にはあんまりないように思います。

結果大満足のシーズンでした


といった感じで見どころいっぱいの今シーズンですが、やはり気になるのは意識不明の重体となったミゲルがどうなるのかというところかと思います。
気軽に笑えて(しかもかなり面白い)時々泣けて、熱い展開があり。そしてシリーズの各映画のエピソードや登場人物を懐かしみながら楽しめるドラマとして楽しんでいただけにこのS2の終り方はかなり重いものがあり、続きであるS3が更に重く暗い方向に行ったら嫌だなあと、正直なところ若干続きを見るのを躊躇っていましたが、杞憂に終わってほっとしました。

しかもミゲルの回復していくエピソードであったり、特にジョニーのいつもの調子が戻ってきてからもしっかりと笑わせてくれたりと、それまでのギスギスした感じからの落差的な面白さでいったら今まで一番ではないかなと思いました。

個人的にはですが、必要以上の不幸な目にあうとか必要以上に相手に憎しみを募らせるとか、仲間の不和とか仲違いとかを見たい訳ではなく、あくまでこのドラマに求めているのは楽しく笑えて熱い展開が見られるという要素なので、その点でも大満足でした。
もちろんより楽しむためにはそういったものを通過する必要があるのは分かってはいますが。

熱い展開といえばかつてダニエルの敵だったチョウゼンから技を教えてもらうエピソードや、ホークとディミトリの共闘であったり、しっかり笑わせてくれるシーンも健在で(大体がジョニー絡み)で最高でした。
本当にジョニーとミゲルの師弟コンビはいつもちゃんと笑わせてくれるから好きです。時折挟み込まれるジョニーのIT・PC音痴っぷりには本当に楽しいのでもっとやって欲しいくらいです。
まったくの余談ですが最終話でアリと別れる時にジャーニーの『Open Arms』が流れたのもグッときました。



シーズン3の個人的なベストエピソード


最後に個人的ベストエピソードを上げて締めようかなと思いますが、やはりここは第四話の沖縄でクミコがミヤギの手紙を読み上げるシーンしかありませんでした。

単純に故人を偲ぶシーンというのはこのドラマや映画に限らず数多くあるかと思いますが、過去の恩師の言葉が時を超えて今も尚導いてくれるという、今まさに抱えている悩みを解決する為の新たな道が示されるというのはとても素敵で感動的なエピソードだと思いました。

体感なので単に気のせいかもしれませんが、今回のシーズンではダニエルを始め登場人物たちの台詞に感銘を受けることが結構多かったような気がします。
もしかしたら様々な経験を通して人として成長していっているのかも、と思うとそういう面でも次のシーズンが更に楽しみになります。
とりあえずもう一回ベストキッド2を見直そうかと思います。

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