トゥーサン作戦 人身売買幼児救出へ

2024/01/09

動画紹介

先日とても良い動画を見ましたので、久々となっている動画紹介です。昨年ご紹介したサウンドオブフリーダム関連動画です。

いつも見ているブログで日本語版サウンドオブフリーダムです、と紹介されていましたのでさっそく見たら、まずはその生々しい内容に言葉を失いましたが、最後には希望の光を感じられるような、前向きな気持ちなれる是非多くの人に見てもらいたいものでした。



もし誰かが転んだら立ち止まって助け起こすと、その助けられた人はきっと次の誰かが転んだ時に同じように手を差し伸べるように、その連鎖が例え少しずつであっても世の中をより良いものに変えていくし、逆にひとつの悲惨なことがそのまま放置されればまた次の悲惨なことが連鎖していくと、世の中はそういう単純な部分もあるという話をふいに思い起こしました。

よく知らないどこか遠い国で起きた名も知らぬ子供が名も知らぬ者によって性的虐待を受けただけの話と切り捨て見過ごし、また平穏な日常へと戻っていくとして、それは本当に平穏無事なものなのだろうか?
それはいつか何らかの形で、また別の何かの形をして切り捨てた人の家のドアをノックしにくるかもしれない、という話です。


動画の中でこの人身売買は大金が動く産業として説明されていましたが、これに政治という多くの人に悪影響が出る要素が絡んだら。こういった悪事に関わる者が。あるいは顧客として関わり脅迫という形で手綱を握られていたら。その政治家たちは果たして国民の為の政治をするのだろうか。
保身の為に、あるいは自我欲望の達成の為に他の何かをいとも簡単に犠牲にするのは想像に難くないのでは? 

今まさに世界(日本の主流メディア以外)で大いに報じられているこの動画と同じ問題のリストのものは、これまで正しく適切に知らされたのだろうか?
メディアは一体何をしてきたのだろうか?
政治思想は一切持ち込むべきではない、是々非々で事実だけを報じる義務を持ったものがしてきたことは何だったのだろうか。
何か起これば必要以上に誇張し大騒ぎ。感情を煽り意見を対立させ分断を助長し、その煙に巻かれた後ではいつの間にか善人が悪人に、悪人が善人に。加害者が被害者に入れ替わっていることばかり。

被害者を助け出す彼らのような正しいことをする人たちや国を悪者であると平然と嘘をつき続け、時に嘘がばれることがあっても故意ではないと開き直る。
主流メディアだけが世界の全てである人は、その嘘を信じるだろうしきっと次の嘘も信じることになるのは火を見るよりも明らかですが、その次に用意された嘘がもし、それを信じた人間に深刻な悪影響を及ぼすものがあるとしたら?
また例えそれが運よく回避できたとしてもまたその次の嘘に騙されるだろうし、まだ取り返しのつく時点で気が付くのならいいのですが、そうそう何度もチャンスがあるようにはなかなか思えないところです。

正しさを求める人々の声がとても大事だったということは動画の中でも触れられていましたが、もしその声がなかったら子供たちは一体どうなっていたのだろうか、一生誰も顧みない暗い闇の中でうち捨てられたまま悲惨な生涯を送るとしたら?
それを自分には関係のないこと。きっと何かの間違いか陰謀論と切り捨てた人たちの生涯にもやがて何らかの形で暗い影を落とし始めるように思えます。

武器を持って実際に現場に踏み込んで戦う役割のある者。柵の前で不正に抗議した人々のように間違ったものに大して声を上げるもの。汚職者を追放する判断を下す役割の者。このどれが一番重要というものではなくて、どれかひとつが欠けてもこの大きな結果はなかったことを教えてくれたように感じました。

最後にその言及があった部分の一節を引用しますが、これは彼ら救出部隊が捕まえた斡旋業者が賄賂により釈放され絶望を感じていた時に、その不正に抗議しようとするごく普通の生活を営む人たちが現れた時の話です。

でも私たちの願いが叶い

私たちのことを知らなかった「良い人たち」が私たちのところに来たのです

そして「真実を知らなかったけれどこれは許せない」と言ったのです

あなたたちが私たちを探してきた「良い人たち」です

どこにでも「良い人」はいるので この悪に対抗するというメッセージです

この暗い世界にも光があるのです

私たちがその「光」にならなければ「光」はありません


2018年の時点でO.U.R(オペレーション・アンダーグラウンド・レイルロード)は

1000人の被害者を救出し

世界中で443人の斡旋業者の逮捕を手伝った






自己紹介

自分の写真

個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

最新の投稿

【制作連載企画】第3回 お話のコンセプト決め その3

前回に引き続きまた別の視点と方向から新たなものを考えてみる回です。

このブログを検索

サイトマップ・プライバシーポリシー

連絡はこちらまで

QooQ