連載企画 第1回

2025/02/24

制作連載企画2025(お話づくり)

今年の連載企画です。昨年から引き続き物語の原案作成となっています。


まずは一番根底のテーマを考えようといったところで、これはもうばっちり決まっていて、人の創造力についてです。
これは常に考えていたテーマであったものの、最近見聞きした本と動画をきっかけに急激に展望が見えてきたもので、そのきっかけは以下の動画と笹原さんの昨年出たばかりで先日読了した『大覚醒』という本です。

ホラーキャンペーン的操作に染まらぬ方法

人の思いの力、つまり想像力というのはものごとを現実化する力があるという考えは常に自分の中にもあって、現実化までタイムラグがあったり、ぴったり一致するものではなかったりするものの、これは間違いない法則だとまったく疑いがありません。

どういうメカニズムで想像がやがて現実化するのか概要はつかめるものの、例えばごく小さい影響範囲の個人のことだけと、大勢の人に影響するようなものごとではやはりルール、法則が違ってくるのでは、などまだ不明な要素がいくつかあってそれは長い間保留のままになっていますが、それもいつか判明するのではないかという気はしています。

また、多くの人が同じものを想像すればより強く早く実現化する合算という要素があることもよく分かりますがこれを踏まえると、災害予告による恐怖煽りがいかに罪深い行為かが理解できます。

災害予告による恐怖煽りの罪深さ

南海トラフだ、異常気象だ、戦争だウイルスだと何かとことさらに恐怖を煽るメディアや、危険に敏感な人の心理を利用して自分だけの利を得るクリックベイト(釣りによる広告収益)としている動画類ははっきり言って軽蔑するし、多くの人をより破滅的な方向へと導く非常に悪いものだと確信しています。

特に昨年ごく短期間話題になった、思い出すと若干不愉快な気分になりますがラブホテルで添い寝ビジネス某自称霊媒師の災害煽りの動画タイトル群ですが、災害が起こる根拠について「政府が言っているのだから、疑う理由はない」と繰り返し言っていましたが、そもそもその政府がすすめてきたものによって、直近でも何がもたらされたかも無視して一体何を考えているだろうかと。
想像がやがて現実化するという観点からすると、災害を予告し恐怖を煽る行為がいかに罪深いかが理解できます。

想像の力を使ってどうやって望む未来やものを手に入れるか

ここ数年なぜ世の中全体として悪い方向にばかり進んで、良いものがなかなか現実化しないのは何故なのかをずっと考えていたのですが、もしかするとある種の楽観的な。良い未来が来ると信じる力。良い未来を具体的に想像する部分が不足していたのではとも思えます。

笹原さんの話の中でとても感銘を受けた話があって、それは小さな鳥が山火事を消そうとそのくちばしの中に水を溜めては、川と山を何度も往復して火に水をかけたというもので、他の逃げ出そうとする動物はその行動を嘲笑うのですが、結果どうなったかと山火事は突然やってきた雨によって完全に鎮火されました。

つまり行動そのものの直接的影響によって望むものが実現するのではなく、確固たる意志に基づいた行動によって望むものが向こうから別の形でやってくる、と読み解きました。
強い意思となんであれそれに沿った行動のセットのふたつがあって初めて現実化するということです。

現実化の為の方法としてよく聞くキーワードに「真剣さと一貫性」というものがありますが、これにも符号しています。

想像と共に現実の対処も

とのことから今目の前に起きている現実を無視して、その先の望むものだけを見ているうちは現実化しないことを教えられました。

例えば今完全に国民は疲弊しきっているのに物価高には何の対処もせず、増税は止まらないどころか新たな税金まで新設しようと狂人のような暴挙に出ている政府に、平気で天下りし続け税金を好き勝手使う腐敗官僚に役人に企業が取り囲んでいる状況。

これが一体いつになったら無くなるのか、例えば何らかの徳政令やGESARAにしてもそれが直前に一年後に伸びました。またその時になって更に一年伸びました、と。

その間新たな税金が増え物価高も更にひどくなり可処分所得は減り続けたとしたら、さすがに耐え切れなくなる人もたくさん出てくるし、目の前あると言われど手には触れられない希望をちらつかされたまま息絶えるだけでは、というのももっともだと思われるのでやはり重要なのが今起きている問題にもちゃんと対処するという行動も伴わないとならない筈で、今考えた具体的なものとしては

・きちんと意見を表明する、文句を言う 情報拡散、伝達
・デモをする 参加する 拡散する
・投票もする

といった行動の部分ですがその根底には、このひとつひとつの行動が必ずより良いものに繋がるという考えがあると、恐怖にかられてするよりもずっと大きな力が出るし、現実化もより早まるのではないかと思えます。

また、より多くの人の意識を変えることは重要としても、おそらく大半は実感が得られない限り常に受動的なままずっと変わらない性質なので、そこに注目し躍起になって消耗するよりかは、想像の力を使って行動を起こせる人がどんどん望むものを現実化していって多くの人が実感できるものをもたらす方が早道のように感じます。

今回のまとめと次回について

以上の要素を分かり易く物語の中に盛り込みたいと思いますが、まだちょっと具体化が足りない気がするので、次回も同じテーマで更に考えようと思っています。




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個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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