アメリカントラックシミュレーターのVR版を遊んでみました

2020/12/22

steamゲーム

あのアメトラ(American Truck Simulator)がVRで遊べるとの耳寄りな話を聞いたので、さっそくやり方を調べてVR版で遊んでみました。VRで実際にプレイしてみると平面の画面の時よりリアルさと没入感が増し、気分はまさにトラック野郎でした。しかも本体ソフトだけで遊べて追加のDLC購入も必要なかったので、HMDを持っている方は是非これは試してもらいたい感じです。
 


アメリカントラックシミュレーター




公式を見たら、今丁度クリスマスイベントの最中でした。
イベントは来年1月18日までとのことです。
 

VRの導入方法(ETS2も出来ました)


普通にゲームを立ち上げても当然VRにはならないので、事前にちょっとした準備が必要になります。
『Euro Truck Simulator 2』でも同様の手順でVRプレイが可能です。

手順1:通常のバージョンからVRバージョンに切り替え

Steamクライアントを開き、ライブラリにあるアメリカントラックシミュレーターを右クリックするとメニューが出るので、一番下のプロパティを選びます。
 
 
このプロパティ画面が出たら「ベータ」タブを選び、VR用の最新バージョンを選びます。

 
 
余談ですがこの機能は過去のゲームバージョンで遊びたい時などに使えるので、このやり方を覚えておくと他のゲームでも使えて結構便利だったりします。
(以前7days to dieの過去バージョンをやりたかった時に使いました)


手順2:起動オプションをVRで立ち上げる設定に

次に起動オプションを設定します。
同じくプロパティのメニューにある「一般」タブを選び、画面中央らへんにある「起動オプションの設定…」ボタンをクリックし、出て来たウインドウに「-openvr」と打ち込みます。
 

OKをクリックして画面を閉じたら、これでVR版の準備は完了です。
後はSteamVRを立ち上げて、HMDを接続。アメトラを起動すればVR版を遊べます。

操作はゲームパッドが良さげです


ハンコン(ハンドルコントローラー)があれば操作的には一番かもしれませんが、ハンコンを持っていないのでゲームパッドで操作することにしました(さすがにHMDをつけながらのキーボードでの操作は無理がありました)

とはいえ数あるキーボードの操作全てをパッドのボタンで代用は出来ないので、使用する機能だけを割り当てる必要がありますが、必要機能を厳選しながらボタンをひとつひとつ設定するのが若干面倒くさかったので、インプットウィザードを使うことにしました。
 

設定からコントローラーメニューを呼び出し。インプットウィザードをクリックすると
 

コントロール方式の選択画面が出るので、コントローラーを選ぶと
 

様々なギアボックスの設定が出てきました。
とりあえず一番上のシンプルオートマチックにしましたが、基本的な運転が出来てライトの点灯とウインカーも出せるし、視点の切り替えも出来るので一応今のところは不便は感じませんでした。

いざ配送に出発


 

あのさんざん見慣れたメニュー画面がVRになっているだけでもちょっとした感動があります。
VRなのでもちろん頭を動かして好きな角度からトラックを眺められます。
 

試しに近場の短い配送をやってみるだけでも、実際に運転しているような感覚に近いです。
HMDで見るとトラックの運転席って広いんだなあと改めて実感できました。


 

駐車は運転席のミラーだけではさすがに厳しかったので、視点変更でやりましたが本当にVR環境だと単に運転しているだけでかなり楽しいです。

VRになりよりいっそうの没入感が増しました


是非VRで試してもらいたいのが、なんといっても夜の運転での屋根視点です。ルーフから見ると頭上いっぱいに広がる星空が見えて驚くこと間違いなしです。運転しながら見るのもなかなか良い感じです。
 
普段は頭上を見渡すと綺麗な星空がいっぱいに見えるなんて体験はそうそう出来ないということもあり、ちょっとした感動がありました。
 
 

残念ながらスクショだと星はまったく見えていませんが、HMDで直に見るといくつもの大小の星がはっきりと見えます。
広大なアメリカの土地をひたすら走りながらの星空はまさに圧巻でした。
 

試しに普通のディスプレイで見ましたが、やはり星空は見えませんでした。
もしかしたら街中ではなくて荒野に行けば見えるのかもしれませんが。

VRで没入感が増したところで、更に地方ローカルラジオなんかを流しながら走ると、トラック野郎気分がよりいっそう味わえるかもしれません。


ちょっとした小旅行気分にアメリカントラックシミュレーター

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個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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