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作業用・用途別BGM
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作業中、特に文章を書いている時に適したBGMって何だろう? ということで今までの経験と試行錯誤を振り返り、ここで一度改めて自分なりに考えてみよう、という割りとゆるい感じのコラムです。
(※上記のアイコンは参考画像です)
BGMと言っても、こういった個人の感覚や感性による部分が大きいものは万人に当てはまるものでもなければ、作成するものの種類や作風、果てはその時の気分、体調や時間帯までも考慮すると一概にこうだとは言い切れないものがありますので、あくまで自分の場合の解決法ということでご理解頂ければと思います。
ということで、文章執筆中に適したBGMの選定の大まかな変遷としてはこんな感じに移り変わっていきました。
1.とにかく自分の好みで好きなもの、その時聞きたいものを聞く
しかしながらこの問題点として
・都度の選曲に作業が中断され、時間も取られてしまう
という問題があったのでその解決法として
2.あらかじめ曲と順番を選んだプレイリストを曲のジャンルに応じて何パターンか作成する
ことで解決しました。
しかしまたしばらくして新たな問題が出てきました。
・集中している時はいいが、ふと気を抜くと歌詞の意味を考え始めており手が止まっている
ということが多々ありました。
文章の執筆は、書く前に一度頭の中で文字にする段階を踏んでいるので、耳から流れてくる歌詞の文字とぶつかって思考がごっちゃになってしまうことに気が付きました。当たり前と言えば当たり前ですが。
ということでこの問題の解決法として
3.ぱっと聞いた時に歌詞の意味がすぐに分からない洋楽などを聞く
これはなかなかの効果で、そこそこ作業が捗るようになったのですがまたしばらくすると、洋楽(英語など)であってもやはりいつの間にか歌詞の意味を考えようとし始めており、それに思考のリソースがいくらか奪われていることに気が付きました。
そしてまたこの問題の解決として次の段階へと移行しました。
4.インスト曲を聞く
ならばいっそ歌詞が一切ないインスト曲(ボーカルの無い曲)を聞けばいいじゃないか、ということで映画やドラマ。ゲームのサントラなどを聞くことにしました。
これはかなり効果的で、執筆がほとんど阻害されることなく、かつBGMがあるおかげで文章の執筆という単調で飽きてしまう作業も楽しくこなせるようになりました。
特に深夜の天気予報などでよく流れているような当たり障りのない、派手さは無くあまり大きく曲の展開が変化しないものが個人的にとてもはまりました。
しかもその大体が生の楽器の音ではなく、ひと昔前くらいの少しチープな感じのする打ち込みの音源というのも流し聞きするにはうってつけでした。
思わず聴き入ってしまうような音というのは、もしかしたら人の注意をひきつけてしまうものなのかもしれません。
これに加え、潮騒の音や川のせせらぎ、雨の音などの環境音などもかなり良かったですね。
さすがにここまでくると最早作業中のBGMという目的からは少し外れてきてしまうような気がしますが。
人によってはテレビやラジオをつけっぱなしでも作業が出来る方もいると思いますので、どれくらい集中出来ているか、というのも結構関係あるのかな、と考えられますね。
さいごに
この試行錯誤によって文章作成がより捗るようになりましたが、それはあくまで文章執筆時のことで、イラスト作成時ではまったく違った結果となりました。
なぜ作業によって適したBGMにこうも違いが出るのか。ではどういった曲が適しているのだろうか、ということは調べていてけっこう面白かったので、また改めて別のコラムで書こうと思います。