都市伝説・超常現象・スピリチュアル? 解説系おもしろYoutubeチャンネル

2020/01/27

YouTube

都市伝説というと一見ややニッチな需要かと思いきや、意外なことにかなりの数の投稿動画があり、有名どころだと相当な再生数があって、しかもチャンネル登録者もかなり多かったりと、数あるジャンルの中でも一大人気ジャンルだったことに驚く訳ですが、その動画を見てみると納得の引き込まれるような面白さ、解説クオリティの高さに二度びっくりしたチャンネルを簡単にご紹介します。

ということでSteamセール記事を挟みましたが、前回の解説系チャンネルに引き続きyoutubeに投稿されている動画のバリエーションの広さを語る上で外せないのは、やはり都市伝説系でしょうということでおすすめ、おもしろyoutube動画・チャンネルのご紹介とちょっとした楽しみ方の記事です。

naokiman show




どれも動画クオリティが高く、まるでしっかりと作られた番組を見ているかのようで最後まで楽しんで見られます。エンディングで流れる不穏なトラップ曲が、チャンネルで取り扱っている内容の雰囲気と合っててまたいい感じです。
最近チャンネル登録者も100万人突破とかなりの数で驚くばかりです。

例えばこういった都市伝説系統の話はどこまで突っ込んで調べるか。
出来る限りの多くの情報をあたるか、更にどの情報を選別するか、どう解説していくか、というものがそのまま解説の納得度に関係していると思いますが、かなり入念に調べているのではないかなあと勝手に推察する訳ですが(何の動画はちょっと忘れてしまいましたが、海外のサイトなどを参考にしているとの話があったような気がします)動画を制作する際に、おそらく本の方もかなりの数をあたっているのではないかなと思います。

ちょっと前に発刊した『椛死』(もみじ)を書く際に、本棚に蔵書されているかなり前から時々なんだかんだと買ってたら結構な数になっていた超古代文明やら関連の本の本を引っ張り出して読み返した訳ですが、多分これ同じソース(情報源)をあたっているかも、と感じたことが一回ではなく多々あって個人的にもとても興味深かったです。


昨年出た本も買ってさっそく読んでみましたが、動画の内容が要約されてより分かり易くコンパクトにまとめられているので、後で気になったものを見返す時に動画よりも見返しやすく便利でした。

ミルクティー飲みたい




数か月前と割と最近ですが、前述のnaokimanshowの関連動画から見つけたのがきっかけでしたが、結構攻めている内容もあって気になるものを空いた時間にちょこちょこ拾い見しています。

なのでまだまだ全部見たという訳ではありませんが、その中で上記の動画は結構興味深くて面白かったです。

人間(動物も)誰しもが眠る訳ですが、この動画の話は独自の面白い解釈だなと思いました。
例えば自分が知らないことについて造詣が深い人だったらどんな解釈をしているかを知りたくなる。どんな解説をしてくれるのか、そういうものを見に来ている人というのは少なからずいるんじゃないかなと思います。

たびたび自著の話になって申し訳ないんですが『羊 夜 世界』でも、睡眠や別世界なんかについてのちょっと面白い解釈があったりしますが、たまにこういった動画で内容が一部重なっていたり、シンクロしていたり。
ああこれが言いたかったんだよなあ、なんてことがあったりするとなんだか嬉しくなりますね。

『羊 夜 世界』は小説版とロールプレイングゲーム版を無料で配信しておりますので、よろしければ是非どうぞ(宣伝)

羊 夜 世界 ①
Amazon  楽天kobo

RPG版
https://www.freem.ne.jp/win/game/12723

前述の『椛死』もよろしければ是非(※注 アダルト作品なので未成年者の方はご遠慮ください)

椛死(もみじ)
Amazon

そういえば、とその『羊 夜 世界』の一巻をAmazonのKDPで発刊した当時、本の概要説明にも一切そういったものがないにも関わらず関連本(この本を読んでいる方は、この本も読んでます的なリコメンド)に、スピリチュアル系の本などもずらっと並んだりして意外と、自分が思っていたよりちゃんと読者が内容を読みこんでくれているということが分かり、とても嬉しく思ったことを思い出しました。無料で配布するのはいいことがあるものですね。

都市伝説の楽しみ方? より楽しむ為には?


すでにチャンネルを紹介した後で書くのもなんですがちょっとだけ。
前回ご紹介した解説系と共にこの系統の本やら動画やらを割としょっちゅう見ているものとして楽しみ方。個人的に大切だと思っている心構え、というほどかっちりしたものではありませんが、姿勢というか見方があります。

こういった一見真偽不明なものをそんなの嘘に決まっているじゃん。誰かの創作では? とはなからまるっきり全部を否定的に見るのではなくて(多少そういった疑いの気持ちを持つことは大事だと思いますが)なるべく先入観とか思い込みとか無くして、フラットでナチュラルな視点で。とにかく肩の力を抜いて気軽に見る、というのがいいのかな、と思います。
話半分に聞いても面白ければOKというスタンスもまったくもってありですね。

蓋然性(がいぜんせい)としては?


後はやはり蓋然性についても書かなければ、ということで


蓋然性
pithanotēs; probability


主として哲学,数学,統計学などの用語で,元来は「確からしさ」を意味する。「必然」に対応し,事物の生起やその知識の確からしさの度合いをいう。それらの生起や知識そのものについては必然的で,偶然の入る余地はないが,必然的な因果関係やそれに付随する条件が未知の場合,その確からしさの度合いは,偶然的ともいえる。そこから蓋然性を可能性と偶然性のからみ合ったものということもできる。蓋然性を経験的に法則化することもでき,数量的に表わされるときは確率という。

コトバンクより引用


もう少しかみ砕いた分かり易い解説がこちらです。


ある事柄が起こる確実性や、ある事柄が真実として認められる確実性の度合い。確からしさ。これを数量化したものが確率。「蓋然性の乏しい推測」

デジタル大辞泉

つまり、案外あるかも? 言われてみればありそう。一考する価値が十分にあるのでは?
と、思わず考えさせられる。盲点だったポイント。今まで考えもしなかった意外な視点からの指摘、のような。

まるで気が付かなかったことに気が付かされるような。はっとさせられるような。
日々の生活で持った、もやもやとした疑問が解消されるような。
「ああそういうことか!」と、こういう系の動画を見ているとカタルシスにも似た心地よさがあったりします。

余談ですが「可能性」は高い場合低い場合どちらにも使われますが「蓋然性」はあるか、ないかの二つしかなく必然と偶然のちょうど真ん中という感じです。使い方がやや難しいですね。
英語だと

可能性 : possibility
蓋然性 : probability

となるので、理解しやすいかもしれません。
ただgoogle翻訳で訳してみるとそのふたつを厳密に分類しているかちょっと確認できませんでした。


更に余談ですが自分がよく読んでいる警察小説の『隠蔽捜査』シリーズでもよくこの言葉が出て来たりします。
上層部を納得させる、あるいは大規模な捜査において大きな組織や大人数を動かす為の根拠を示すには、蓋然性という要素は重要なんですね。

信じるか信じないかは?


案外人一人が実際に真偽を確かめられる、検証できる範囲というのはごく限られたものなので、どうしても自分以外の人、あるいはものからの伝聞の情報に頼らざるを得ないものが多いですが、その中で何を信じるか、どの情報を信じるか疑うかはあるにせよ、まずその材料がないことには話が始まらないので、あれこれ判断する材料はちゃんと眼前に並べるけれど決して押しつけがましくなく、あくまで最終的な判断は見ている人にお任せします、という割りと中立的なスタンスが、都市伝説解説系の人達が好んで使っている締めの「信じるか信じないかは、あなた次第です」という言葉に要約されている気がします。

ああだこうだ書きましたが、結局のところ頭を柔らかくして、時に想像力を豊かにして、エンタメの一種としてでも楽しめればいいんじゃないかなと思います。

さいごに


なんだか最近都市伝説関係がやけに盛り上がっているなあと思ったら、昨年末にやりすぎ都市伝説の特番が放送していたんですね。

都市伝説が割と一般的に認知されたのはやはりMr.都市伝説こと関暁夫氏による功績が大きいんじゃないかと思う訳ですが、そういえばちょっと前は都市伝説といえば、大体ホラー系のイメージだったものを、より発展させた形に(未来の技術だったり、これからの変化についてなど)なってきたのもまた氏の影響も少なくないのではと思います。

都市伝説系(という定義がされる前から)の本は結構前から読んでいましたが、いつも見ているyoutubeにもあると知ったのはたまたまyoutubeのトップページに出て来たのがきっかけでした。まさに灯台下暗しですね。

まだまだここで紹介していない、面白く興味深い都市伝説解説系のyoutube動画やチャンネルがたくさんあり、こういったものが沢山出て来て、しかもかなりの再生数がある現状を個人的にこういったものが好物な自分としては実に喜ばしく思う訳ですが、youtubeに投稿されている動画種類の多彩さ、豊富さは半端ないなあと改めて感じました。

自己紹介

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個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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