Netflixでしか見られない、入ったらせめて一度は見ておきたいおすすめネトフリオリジナルドラマ個人的5選

2020/09/07

ドラマ・映画感想

なかなか書く暇がなくしばらく温めていた記事ですが、ネットフリックスに入ったら一度は見ておきたい。見る価値がある、というか見なきゃ損くらいの個人的なおすすめドラマを五つほどその理由と共に選んで簡単にご紹介してみた記事です。

ストレンジャー・シングス 未知の世界




あらすじ

1983年11月6日、インディアナ州のホーキンス国立研究所付近で、12歳の少年ウィル・バイヤーズが失踪する。ウィルの母のジョイスは必死に息子を探し、警察署長のホッパーが捜査を始める。頭を剃った謎の少女エルが現れ、ウィルの友達の少年たちと知り合いになる。失踪事件は続き、エルは不思議な能力を見せる。ホッパーは研究所を調べ、超自然現象が研究されていたことを知るが、捜査は妨害される。エルは研究所で自分が実験台であったことを思い出し、少年たちと協力して、ウィルを救い出すために"裏側の世界"に入る。
wikipediaより引用

おすすめポイント

ネトフリでは有名で人気の筆頭ドラマかと思いますので一番目にもってきました。

あらすじを読んだだけでも、裏側の世界など面白そうな単語があったりして興味が惹かれると思いますがジャンル的にはホラー、超常現象の要素が強めな感じでSF要素もあり、題材というか内容も割と普遍的な方向なので間口は広く年代・性別関係なくおすすめできるドラマです。

特にSFやホラー好きにはあちこちに散見されるオマージュににやりとすること請け合いで、特筆すべきの映像の綺麗さと醸し出す雰囲気はピカイチのドラマです。

序盤は主人公各と思われる少年のひとり(ウィル)が、友達の家で遊んだ帰り道に謎の失踪を遂げてしまうことから物語が始まる訳ですが、その失踪事件がどうも普通の事件とは種類の違う、非常に奇妙で不可解な謎があり。

そしてその謎とどうも関係がありそうと思わせるようなシーンの数々がある種のヒントの様に並行して進んでいき、徐々にその真相と失踪したウィルに迫っていく感じはある種の謎解きサスペンスのようで、いつの間にかその物語の世界に引き込まれるように続きが気になって仕方がなくなってくることは間違いないと思います。

そして毎回流れる若干レトロな懐かしい感じのするオープニングの曲を聞くだけでワクワク出来るようになったらもうすでにその魅力に十分惹かれているかと思います。
今無料で第一章の第一話が見られるので、試しに見てみるのもいいかもしれません。

無料視聴はこちらから
https://www.netflix.com/jp/watch-free

余談ですが『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』という人気ホラーアクションゲームがありますがこのストレンジャーシングスのDLCが出ています。

Dead by Daylight - Stranger Things Chapter

このDLCのタイトル絵の二人はドラマを見た人なら分かる、あの二人ですね。



更にこのドラマをパロったDLC、その名も『Stranger Sins』というものを出している暗黒(汚い)スタデューバレーことグレイビアード・キーパーというタイトルまんまの墓守になって墓場を管理するゲームがありますが、クリアまでいって結構面白かったのでこれもそのうちちゃんとした記事にしたいところです。
それにしてもこのDLCのタイトルのパロ絵はちょっと面白いですね。

Narcos ナルコス




概要

実在の人物と史実をベースに、創作を加えたナルコス(麻薬密売人)を題材にしたドラマです。


おすすめのポイント

ナルコスに関してはメキシコ編の感想でもあれこれ語ったつもりですが、端的に魅力を書くとまるで実録の様なリアルさ、怖さ、そして迫力に尽きるかなと思います。

なんというかこういったドラマや映画では珍しいくらいに、特定の感情を無理に喚起させようとしていない。
またはそういった製作者の意図をほぼ感じとれない稀なドラマで、ただありのままに起こったことを変に、妙に脚色することなく自然に見せようとしていることだけに集中しているような作りなのに、逆に心底恐ろしく感じてしまうという出来の凄さにあると感じます。

つまり簡単に言うとこのシーンでは見る人を怖がらせてやろうとか驚かせてやろうとか、その辺をある程度計算して作るのが普通のドラマかと思いますが、そういった感情を必要以上に煽ろうとしていなのに妙な凄みがあるのというか。
なんというか製作者や演出の余計な色気や下心がほとんど出ていない、ある種ドキュメンタリー的な作りのドラマみたいに思えました。

また話の運びも凄く絶妙なバランスで、単純に正義のDEAが悪のナルコスを成敗するといった勧善懲悪ではないし、ナルコス側も仲間や家族を大事にしている人間味があるようなシーンはあれどれも、それまでに行った数々の悪行に対する罰というかそれ以上の代償もきちんと描くという単に悪事や犯罪を美化しようともしていない、どちらにも肩入れし過ぎない絶妙なバランス感覚。

この二つが最大の魅力ではないかと個人的に思っています。

ただバイオレンスな表現やセックスシーンが多々あるので、それに抵抗のない方には、特におすすめです。
よかったらこちらの記事もどうぞ。

【Steam一週間限定セール対象ゲーム】Narcos Rise of the Cartels(ナルコス ライズオブザ カルテルズ)を遊んでみました

Better Call Saul ベターコールソウル




シーズン1あらすじ

ブレイキング・バッドの6年前、ソウル・グッドマンは本名のジミー・マッギルを名乗る、アルバカーキの貧乏弁護士である。フラッシュバックにより、ジミーは大きな弁護士事務所HHMを経営する優秀な兄チャックの出来そこないの弟として、通信教育で弁護士資格を取る。チャックは電磁波過敏症を患ってひきこもり、ジミーは必死に二人の生活を支える。ジミーはサンドパイパー老人ホームの入居者が搾取されていることに気づき集団訴訟を起こすが、主導権をHHMに奪われる。フィラデルフィアの警官だったマイクは、亡き息子の妻と孫娘の住むアルバカーキに移り住む。ブレイキング・バッドの後、逃亡したソウルは偽名ジーン・タカヴィクを使い、シナボンの店長として隠れ住む。
wikipediaより引用


おすすめのポイント

DVD販売やレンタルもあるので、厳密にはネトフリだけしか見られないという訳ではないのですが、ネットフリックスオリジナルの文言が毎回冒頭入っており、更にこのドラマの元となるブレイキングバッドもネトフリにあるので両方見られるからという理由で選びました。

弁護士が主人公といっても正統派リーガルものではなく、あくまで悪徳弁護士なので普通ではまず考えられないような型破りなあの手この手で依頼人を助けたり、様々なトラブルを回避したりするのですが、お調子者でずる賢さと口の上手さでは天下一品の主人公のキャラも相まって、笑えるやらワクワクできるやら、時には真剣に考えさせられたりと。

首を突っ込んでいることとやっている仕事柄、より大きな組織的犯罪に巻き込まれていく緊張感のあるシーンもまたこのドラマの特筆すべき魅力ですが、個人的には魅力的な(くせのある)キャラの多さが何よりの見どころだと思っていて、そんなキャラ達が起こす騒動をただとにかく延々と見続けたいドラマです。

と出てくるキャラが個性的で魅力的なので未視聴でも十分楽しめる作りにはなっていますが、元のドラマを見てからだと元ドラマに出ているキャラが出てくるだけでもテンションが上がったり、あれはどうなるんだろう? あれとどう繋がるんだろう? といった楽しみが段違いに増えるので、ぜひ両方とも見るとよりいっそう楽しめるのは間違いないです。

The Get Down ゲットダウン




あらすじ

1970年代後半、ニューヨークのサウス・ブロンクス。犯罪と貧困がはびこる街で、若者たちが新たな音楽シーンに身を捧げ、世界を変えていく
wikipediaより引用


おすすめのポイント

まったくもって個人的な話ですがヒップホップにはそこまで興味のなかった自分が、このドラマを見終わる頃にはすっかり普段聴く音楽のジャンルになったくらいに影響力のあったドラマです。

題材こそヒップホップではありますが音楽の楽しさ。それは単に聴くことだけでなく演奏も体感も含めてよりいっそう魅力的なものに感じさせてくれるものがこのドラマには余すことなく詰め込まれているので、特に音楽好きな方にはおすすめのドラマです。
後はその当時流行っていた音楽の歴史をドラマ内で体験できるような感じもまた魅力です。

主人公達の住む街ニューヨークのサウスブロンクスは貧困と犯罪でまあかなりひどい土地なんですが、そんな場所からやがて世界の人々を魅了する音楽が生まれていく様。
類まれなる才能を持った若者たちが協力しながら底辺から徐々に成功していく様は胸が熱くなること間違いないと思います。

次のシーズン3の構想はあったものの残念ながら予算の関係で打ち切りになってしまったそうですが、ある程度きりのいいところでは終わっているので、そこは安心して見られますのでおすすめです。

アンという名の少女




概要

『アンという名の少女』はL・M・モンゴメリの1908年の小説『赤毛のアン』に基づくテレビドラマシリーズである。
wikipediaより引用


おすすめのポイント

言わずもがなかもしれませんが、なんといってもこのドラマの魅力は人の心の触れあいや感動であることに尽きるかと思います。
原作の小説は読んだことは無かったので、原作の再現度や忠実度は分かりませんが、このドラマ単体で十分楽しめました。

若干夢見がちで感情の起伏が激しいけれど純粋で素直なアンというキャラが、紆余曲折ありながらも周りの人の心を動かしていく触れあいには本当に感動で心が暖まるものがありました。

綺麗な自然の風景も見どころですが、例えばネトフリにも多々ある犯罪系のドラマを見過ぎてたまには心が暖まるものが見たくなったときにはもってこいの一服の清涼剤となるドラマです。

カナダCBCと共同制作だったそうですが、残念ながらシーズン3で打ち切りになったとのことです。

自己紹介

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個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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