7 Days to Die
Steamにおけるゾンビゲームの代表格のひとつと言っても過言ではない、ゾンビ+サバイバルゲームです。
度重なるアップデートと、様々なやり込み要素。マルチプレイも楽しいと。極め付けはセール時にはかなり安くなるという、絶対値段以上に遊び倒せることは間違いない良心ゲームです。
ゾンビものというとついサバイバル要素だけに目がいきがちですが住居や迎撃拠点など様々な建築が出来たり、装備などを作ったり出来るクラフト要素も豊富で、こっちに比重をうつしても十分面白いと、楽しみ方の種類が豊富で目移りするぐらいです。
これが遊び方の一つの例となるかは分かりませんが、お気に入りの曲やローカルFMラジオ局をかけつつ、延々と拠点同士を繋ぐトンネルを掘っていた時(まるでエルチャポのように)は実に楽しい思い出でした。
ひたすら走るアメトラもそうですが、こういう地道な作業とラジオの相性は抜群ですね。
世界各国、日本全国のローカルFMラジオ放送局が聴けるイチオシのフリーのネットラジオアプリ
そしてなんといってもこのゲームの特徴は七日毎に訪れるフェラルホードと呼ばれる、月が真っ赤に染めあがり大量の走るゾンビがプレイヤーに襲い掛かってくるイベント的な要素があるのですが、これをどう凌ぐか。あるいはどう撃退するか。計画を立てて拠点を強化したり、色々な街を探索してより強力なアイテムを探すか。あるいは逃げ回ってもいいし、と。
報酬がもらえる単発のミッションの依頼などはありますが、特にストーリー的な要素は無いので、自分なりに目的や目標を決めて遊べる自由さもまた魅力の一つではないかと思います。
特に実況なんかではその傾向が顕著で、実況者によって本当に独自の千差万別の色々な企画やら遊び方を試していて、実際にプレイするだけでなく実況を見るだけで楽しいゲームというのもなかなか無いかと思います。
Left 4 Dead / Left 4 Dead 2
ポータルと並ぶSteamの義務教育課程と言われる程有名過ぎる往年の名作ゾンビFPSゲームです。
セール時にかなり安くなり手を出しやすいというのもあって、大体のsteamユーザーはプレイしたことがあるのではないかと思われます。
なんといっても一回のプレイが短く、アーケードゲームっぽい感覚でちょっと空いた時間で気軽に遊べるのもいいですね。
初代が2008年とちょっと古いゲームなので、今の美麗な映像に見慣れた方からしたらややグラフィック的には見劣りするかもしれませんが、本質のゲーム要素の部分。つまり銃火器や色々な近接武器でただ何にも考えずゾンビ達をなぎ倒すという、単純な根源の面白さはどんなに時間が経っても普遍であるので、その楽しさはいつやっても健在だと思います。
Mist Survival
サバイバル要素と建築的要素を足した感じは最初に紹介した『7 Days to Die』と似ていますが、霧の間だけゾンビが出るシステムやバンディットなどに捕まっているNPCを開放することで傭兵的に自分の拠点に配置できたり、ボス的な存在がいたりと目新しい要素があるので、7デイズ的な感覚で遊びたいけどちょっと毛色の違うものを楽しみたい時なんかはおすすめです。
特に個人的にはバンディットの拠点を襲撃するのは、武器選びをはじめ隠密的にあれこれ試しながら何度もプレイ出来たり、車のパーツを集めて完成した時なんかは結構面白かったです。
マップの広さや細かい部分などにまだちょっと未完成な感じが所々にありますが未だにアップデートが続けられて、遊べる要素がどんどん増えているので、これからの更なるアップデートに期待しつつ今の安いアーリーアクセスのうちに買っておくというのもいいかもしれません。
Dying Light
このゲームの特徴としては、雑多な街中を駆け抜けながら屋根から屋根へとひょいひょいと飛び移ったりできるパルクール要素があったり、ゾンビの間をスライディングですり抜けたり、群がるゾンビをドロップキックなどで蹴っ飛ばしてふっ飛ばしたりできるといった、まるでアクション映画の主人公になったかのような感覚にも感じられるアクション的な要素が強調されている新しい感じでした。
後は武器の改造やカスタマイズが出来たり、実際の街中を駆けまわっている感じがよく出ているのと、ボス戦の緊張感。夜のリアルな怖さの感じがなかなか面白かったですが、ゾンビが固いのと移動が多くてややだれる時があったのがせっかくの面白さと爽快感を半減させててちょっともったいないなと思いました。
ストアページによるとまもなく続編の『Dying Light2』が出るとのことです。
Dead Rising シリーズ
ひとつ前の記事でも紹介しましたが、押し寄せる大量のゾンビを捌く(あるいはしばく)という、ちょっとふざけた悪ノリ的に、そして割と適当に遊べるゲームといった感じです。
とはいえ結構前のゲームということもあってグラフィックが見劣りするのと、合間のムービー(飛ばせますが)とキャラの動きがややもっさりした感じなのが少しテンポが悪く感じるのと、生存者のAIがあまり賢くとはいえないのが難ありなので、単にゾンビを次々倒すだけの爽快感のみを求めたいっそ潔い感じに特化してくれれば、と思うばかりです。
ですがなんだかんだいってそこらじゅうに落ちている色んな武器で、群がってくるゾンビを倒す感覚はなかなか楽しいし、またレベルの概念があってステータスや所持アイテム数。スキルが新規ゲーム時に引き継げるシステムがあり自キャラを育てる面白さもあるのでつい延々と続けてプレイしたくなります。
さいごに
バイオはあえて紹介する必要のないレベルで有名かつコンソールのイメージなのでいいかなと思ったのですが、ゾンビサバイバルの『DAYZ』はまだやっていないので今回はレビューできませんでしたので、機会があったらやってみようかなということでストアで調べたら今まさにセール中で4割引きでした。
少し今回の趣旨とは外れますが『The Forest』や『Green Hell』もゾンビっぽい敵と戦いながらサバイバルができる感じで面白いので、おすすめです。
下の記事のご紹介しています。
【ロケーション別】steamで遊べるおすすめサバイバルゲーム4選+1
後は先月の8月に出たばっかりの『Night of the Dead』というゾンビサバイバルゲームが、スクショを見る限りなかなかに面白そうで気になっているのですが、とりあえずウィッシュリストに入れておいてもしハロウィンセール対象になったらやってみようかと思っています。