無事制作物が電子書籍というひとつの形になり、ストアにて販売も開始されました。ということで今回の最終回にて連載企画は終わりとなりますので最後にこの企画のまとめとして、企画全体とその流れをざっとですが振り返ります。
制作過程を逐一報告する方式
今回はすべき作業を小分けにして、出来る限りひとつひとつの作業の制作過程と経緯を報告するというサークル初の試みだった訳ですが、実際にやってみると月並みな感想ですが色々な発見があり、なかなか面白いものがありました。
鮮度のあるネタを取り込めたメリット
制作をしていると「お、これちょっと面白そうだぞ」と感じたものなどの鮮度のあるアイデアをすぐに反映できたりと、そしてそれをどう取り入れたらもっと面白くなるだろうか。自分が面白いと感じたものをより分かり易く提示できないかを一旦記事にすることで、頭の中でまとめやすくなったという利点もありました。
特にその際たるものとしては番外編ですが「内閣府が推進しているムーンショット型研究開発制度の中にAIとVR的な内容があってとても面白そう」の記事で、これが意外なことに今回のテーマというか、持続可能な社会や、到達したい未来のポイントまでの空白を埋めるというところなどで、制作を進める上での結構なヒントとなりました。
【制作連載企画・番外編】内閣府が推進しているムーンショット型研究開発制度の中にAIとVR的な内容があってとても面白そう
連載形式の最大のメリット
企画第0回にてまず、月いちで何かしらの制作報告を行う。年内に完成するというふたつのルールを決めたことで、半強制的に制作する形となりつい「今日はまあいっか」となるところを、せめて自分で決めたことぐらいは守ろうという意識が働き、多少しぶしぶながらも手を動かしちょっとだけでも進めておこうとなりました。
これがなかったら、おそらく完成するまでかなりの時間が、下手したら倍くらいはかかっていたかもしれません。
実際にやっている最中は時間的にも、体力的・精神的な余裕に関しても結構きついものがありますが、後で振り返ってよくよく考えてみると、あの時頑張っておいてよかったなと思いました。
企画の改善点・反省点など
いくつか企画記事を見返してみたところ、もう少し細かく丁寧に説明があってもよかったのでという箇所がいくつかあったので、この辺りのことと。
出来ればテクニックごとに、あるいはより細かく系統別に分類して、より分かり易く整理できたらより訪問者にとっても見やすい、さっと参照しやすい形になったのでは、と感じました。
もし次回また別の企画をやるとしたら(あくまで今回のような訪問者の参考になるような形になるとしたら)この辺のやり方を改善・改良できればと考えています。
ですが連載はいいとして、おそらくこういった解説を加えた形での制作は当分はやらないかと思いますので、まったく別のアプローチから、何かしらの訪問者にも役に立つものを提供できないかを次なる制作物と共に漠然と考えています。
今回の企画の締めのご挨拶
今年の一月から始めて終了した十月末までの約一年間、この振り返り回を含め全21回というそこそこの長丁場となりましたが、ここまでお付き合い・お読みいただき誠にありがとうございました。よろしければこの企画の成果物となる作品をお読みいただければ、嬉しい限りです。
この企画で得た経験や反省を活かし、次の作品(あるいは次の企画に?)に反映させようと思います。
おまけ 次回企画案?
ということで、しばらく休暇的に休んだり夏ぐらいくらいからちょっと考えていたやりたいことがあるので、それをまず優先して形にしようと考えています。
熱さものど元過ぎればなんとやらということで、結構苦労した筈なのにまるで懲りてないようにも思えますが、次なる企画を一応ぼちぼち考え始めています。
とはいえ具体的なものはまだ何も無いので、一度今あるアイデアを全部出す企画考案記事をアップして、企画の方向性的なものを探ってみるのもいいかもと思いました。