【宇宙へと飛び出そう】Steamで遊べるロケット打ち上げ宇宙開発シミュレーターゲーム『Kerbal Space Program』(カーバルスペースプログラム)が5月26日まで75%オフ中

2020/05/22

steamセール情報など

先日「こうのとり」打ち上げ成功というニュースを目にしましたがちょうどストアを覗いたらこのゲームがセール中で、なんだかタイムリーだなと思ったところで、ちょっと前にやって結構面白かったのでこの機会にご紹介してみます。余談ですがなんとこのゲーム、NASAとコラボしているそうですよ。




Kerbal Space Programストアページ




Kerbal Space Programでは宇宙開発プログラムの責任者となり、「カーバル」と呼ばれる異星人のために宇宙船を建造します。本格的な航空力学と軌道力学に基づいた環境の中で多数のパーツをきちんと機能するように組み合わせて、宇宙船を飛ばしましょう(飛ばない場合もあります)。乗組員のカーバルを軌道上まで送り届けたら(生きたままで…ですよ)次は月や他の「Kerbol系惑星」を目指す番です。基地や宇宙ステーションを建設して調査範囲を広げていきましょう。
ストアページより引用

概要





日本語対応、MODも対応しています。

ゲームモードとして

・実験ミッションによって得たサイエンスポイント使って技術ツリーの解放。その技術で更に探索でサイエンスポイントを得ていく、ということを繰り返すサイエンスモード

・上記のサイエンスモードに資金と名声。乗り組み員の育成の要素を追加した、キャリアモード

・無限の資金と、全てのパーツと技術が開放された、心ゆくまでこのゲームを遊びつくせるサンドボックスモード

の三つがあります。

おまけとしてかもしれませんが、ひとつひとつのシチュエーションを遊べるシナリオモードというものもありました。



NASAとのコラボレーションとは凄いですね。

三つのモードのどれから始めるか悩んだ時は


単純に色々なロケットの建造、カスタマイズをして飛距離を伸ばしたり、あるいは効率無視の(ちゃんと飛ぶかすらあやしい)面白いデザインのロケットなんかを作りたいなどをしたいのなら、サンドボックスモード。

最初はごく少ないパーツから始めて、研究用ベイなど少しでもサイエンスポイントを溜められる組み合わせを試行錯誤しながら何度も宇宙へと飛ばし、ちまちま(ある時にはどかっと)サイエンスポイントを溜めてひとつずつ技術ツリーを解放して、その技術でどんどんロケットを進化させる楽しみを見出したいのなら、サイエンスモード。

更にリアリティを求めるといいますか、資金や名声。乗り組み員の育成などを考慮しつつ、総合的な宇宙開発の運用を楽しみを見出したい場合はキャリアモードがよいかと思います。

と言いますか、単純にまずサイエンスモードやサンドボックスモードで十分遊んだ上級者向けとして、もっとこのゲームを遊びつくしたい人の為のモードっぽいです。


トレーニング(チュートリアル)シナリオで大体の操作は覚えられるので安心



画面的に一見なんかややこしそうなゲームに見えるかもしれませんが、シナリオという形でいっこいっこの操作を小分けに覚えられるので、そこまで最初のとっかかりは厳しくありませんでした。



ロケットの建造から、発射方法。大気圏への脱出から軌道投入・軌道周回。
ムン(月)への着陸。地球への帰還。ドッキングと小惑星とのランデブーなどなど。
結構あれこれ覚える操作は多いですが、ひとつひとつ実際に遊びながら学べます。

各施設の簡単な説明


全体図




ロケット組立棟

ロケット建造をするところです
ここから発射場へ移動もできます。




スペースプレーンハンガー

滑走路から離陸するタイプの宇宙船を製造するところです。
簡単に言うと航空機みたいな形のものです。




宇宙飛行士センター

ここで乗り組み員の詳細が確認できます。
見事にカーマン一族しかいませんね。




研究開発センター

技術ツリーを選択できるところです。
実験ミッションで得たサイエンスポイントを使って任意の技術を開放できます。




トラッキングステーション

現在進行中のミッションを確認できます。
宇宙の様子もここから見ます。

 


運営本部(キャリアモードのみ)

宇宙事業の戦略決定を行う場所です。




遊び方のバリエーションが結構多い





ロケット建造のプラモデル的、車の改造的な楽しさは言わずもがなですが、ロケット発射から軌道投入、周回などの操作もややこしいですが上手くいくとどれも結構面白いです。

一応トレーニングでそれぞれの操作方法は学べますが、なぜ今この操作が必要なのか? というところまでのフォローが無いのでゲームwikiでの説明を補足的に読むことは個人的にかなり必要でした。

お世話になったwiki
http://wikiwiki.jp/ksp/


とはいえ、wikiに頼りながらでも無事着陸した時。無事地球まで帰還できた時の楽しさ、達成感はなかなかのものです。



しかしながら未だランデブーはまったくもって上手くいきません。
もうちょっと練習して腕を上げたいところです。

締めの駄文:カーマンたちが可哀そう


打ち上げ失敗。墜落。着陸でしくじって爆発。大気圏で燃え尽きる。宇宙に取り残され帰るすべを失くす(これはかなり悲惨)……などなど。

数え上げればきりがない程、宇宙への進出という大きな野望には相応の危険がつきものということで、実に多くの危険が待ち受けています。

実際自分もかなりの回数の失敗を重ねました。しかしながらトライアンドエラーの試行錯誤もまたこのゲームの楽しさの一つだと思います。

どんなに目にあってもまったく深刻さのない(ように見える)カーマン達のコミカルな姿と仕草につい罪悪感が薄れてしまうのですが、これが本物の人だったら大問題どころじゃないだろうなあ……と思わされるばかりです。
まったくもって宇宙というものは怖いところですね。

このゲームのプレイ実況が面白いのでよく見ていましたが、段々といかにカーマン一族をひどい目にあわせるか(というとかなり語弊がありますが)というゲームにいつの間にか(意図せずとも)なっているものも多々あり、大爆笑したところでふとこれそういうゲームじゃないよな、と急に我に返ること請け合いです。



建造のノウハウや決まりごと(重心やバランスなど)やら操作自体も結構難しいゲームなので失敗はつきものですが、発射時やその後の操作の間違いなんかは、エスケープメニューでちゃんと時間を発射前に戻せるのがありがたい仕様です。
しつこいようですが、カーマン一族を可哀そうな目にあわすかどうかはプレイヤー次第のようです。

もしよろしければ、関連的にこんな記事もどうぞ。

知識欲を存分に満たしてくれたり、未来の技術に期待が膨らんだり、宇宙について考えたくなる解説系Youtubeチャンネル

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個人サークル「elh(エル)」及び所属制作サークル「future extra」にてオリジナルの電子書籍作品、ヴィジュアルノベル、RPGなどを作っています。 無料作品もありますのでお気軽にどうぞ。各作品の詳細及びダウンロードはelhのサイト及び各サイト様へのリンクにてご案内しております。 ハンドル名の由来は映画『2001年宇宙の旅』のHALプログラムを簡略化したものです。

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