なかなかにそれを完全に実現するのは難しいもので、どうしても今の環境とうまく付き合っていく方法を模索しなければならない時に。実際に使ってみて役に立った便利グッズをご紹介します。
仕事や制作に集中したい時は静かな環境が望ましいけれど……
特に制作においては静かな環境を求めてやまないのですが、特に騒音の問題はなかなかに完全な解決というのが難しいのが悩ましいところで、実際自分の今の環境もあまりよくない、というか騒音に関してはかなり悪い環境なんですがころころと作業場所を頻繁に変えずに、今現在の環境でなんとかならないものかとあれこれと方法を模索したところ、この機械を発見しました。
AVANTEK ホワイトノイズマシン
特徴と利点
例えば無音の部屋で、あるひとつの種類の音が鳴ってないとしたら、その音ばかり気になりますがあえて他の音を鳴らすことによって相対的に騒音が低減したように感じる、比較的気にならなくなるという理屈です。
音には音でぶつけて解決という逆転の発想はなかなかに意外でした。
ただあくまでマスキング効果なので当たり前ですが騒音がなくなる訳ではなく、あまりにうるさすぎる音には効果は薄れるかもしれません。
商品ページを見ると20種類のサウンドが内蔵されているそうですが、説明書にリストは記載されていませんでした(※手持ちのWM-2Aでは)
まだ試していませんが、自動で動作するモードはけっこう便利そうです。
使い方
使い方はいたって簡単で、一番上の電源ボタンを入れて、曲送りマークみたいなボタンで好みの音を選び音量を調節するだけです。
電源はmicro USB Type-BなのでパソコンのUSBからの電源供給も可能でした。
今はUSB Type-Cが主流かもしれませんが、ちゃんとmicro USB Type-B端子のケーブルと家庭用電源コンセントも本体に同梱されていましたので、新しくケーブルを買ったりする必要は無かったです。
オーディオ端子と一時間から七時間まで設定できるタイマー機能もあるので、睡眠時にも使えます。
本体も軽く小さいので持ち運びもかさばらず旅行時なんかにも使えそうです。
実際に使ってみた感じは
決してどんな種類の騒音でもOKという感じではありませんでしたが、騒音の種類やその大小。局面によってはそれなりに効果を発揮するので、なかなか良いかなと思います。
色々な環境音の種類があるので、どんな種類の騒音に対して効果があるのか最適な組み合わせを試す必要がありますが。
自分の場合騒音の種類は毎回同じものですがその時々の気分によって音を変えています。
特によく使っている音の種類は潮騒の音と滝の音ですが、雨音や焚き木の音もなかなか良い感じでした。
騒音の発生源の方に置くと良さげです。耳栓と併用したりと、他の騒音対策グッズと組み合わせるとより効果的でした。
いつの間にか作業に集中していてつけていることを忘れていた、なんてことが結構あったので個人的には効果がありました。
もしなかなか静かな環境を作るのが難しい。けれど作業をしなければならない、という時や騒音で悩んでいる方には一考の価値はあるかと思います。
AVANTEK ホワイトノイズマシン