VRoid Studio
概要
「創作活動がもっと楽しくなる場をつくる」を理念とするピクシブは、誰もが創作に携わり、創作を楽しめる世界の実現を目指しています。VRoidプロジェクトでは、自分の3Dキャラクターを持ち、キャラクターを使った作品作りやVR/AR空間でのコミュニケーションを楽しめる環境を多くの人に届けることを目的としています。
公式サイトより引用
とのことで、これに続くこの一言に制作者の気持ちが集約されている気がしました。
3Dを使ったコンテンツを、誰でも創れるようにしたい。
このコンセプトは非常に魅力的で、なんだか頼もしく感じられますね。
これで3Dってなんだか難しそう、とかとっつき辛そうという感じで敬遠していた方なんかが手軽に手を出せるようになったらより界隈も盛り上がっていきそうな気がします。
ダウンロード
公式サイト
https://vroid.com/
VRoid Studio
https://vroid.com/studio
さっそく立ち上げてみる
ダウンロードしてさっそくソフトを立ち上げてみると、こんな画面が現れました。サンプルとして選べるディフォルトキャラ数は8体もあるようです(Ver 0.9.5時点)
次に新規作成をクリックすると、こんな画面が。
とりあえず(若干気合の入ったヤンキーにも見える)女性キャラの方を選んでみると、編集画面に移りました。
操作はマウスホイールで拡大・縮小。右ドラッグで回転。ホイールドラッグで移動と、RTS系のゲームでもよくある操作方法で馴染みやすい感じでした。
主にいじれるところは?
顔、髪型、体型、衣装のメインの部分と。
共通設定(ライトや陰影などの細かい設定)、撮影・エクスポートでは表情やポーズを変えたりアニメーションさせたりもできました。
髪型は毛束から一つ一つ作れ、長さや太さなどの形状もかなり自由に作れる感じです。
顔の作りや体型もいじれば十分個性が出せそうです。
ただ残念ながら服装に関しては、元から用意されているものの中から選ぶ形であまりいじれるところが少ない感じでした。
頻繁にアップデートをしているようですので、これからの新たな要素や機能などにまだまだ期待が高まります。
試しにオリジナルキャラを作ってみる
とりあえず一番スタンダードっぽい女性キャラを選んで髪型や服装を適当にいじってみました。
つい手が滑って変な風に毛束を追加してしまっても、後で結構修正が効く感じでした。
しかしながらマウスだと上手く真っ直ぐな勢いのある感じがうまく出にくかったので、人によってはペンタブレットの方が操作しやすいかもしれません。
公式サイトによると、ペンタブレットだと筆圧も出るそうです。
とりあえず一旦完成
約30分程あれこれと(主に髪型を)いじってみたところ、こんな感じになりました。
遠景
近景
かなり好き勝手に自由きままにいじったら若干サイバーっぽい感じのある髪型になってしまいました。
しかしこう、だぼっとしたパーカーを見ていると、個人的に無条件に太目のゴールドのチェーンを首からさげたくなってきますね(冗談です)
作ったキャラを動かしてみた
ポーズ&アニメーションはけっこう色んな種類が選べる感じです。
自分で作ったオリキャラが動く姿を見ているだけで、かなり楽しいです。
このソフトで作った3Dキャラで格闘ゲームも作れる?
VRoidで調べてみると、こんな面白そうなものを発見しました。
VRM格闘ゲーム「VRAST!」
https://hub.vroid.com/apps/QasNIGgaP44eZ2_0QA48siwxHhWi3Yk0yRh9TKAzCAc
VRoid Hub連携機能を使って、VRoid Hubにアップロードされたモデルを使って戦える対戦アクションゲームです。
とのことで、これは凄いですね。凝ったオリキャラを作ってこれに参戦してみたら面白そうです。