所感
昨年の都知事選の直後にも実感しましたが、東京都の選挙は魔境というか通常の常識や感覚から大きくねじれた異次元空間のようで、何か大きな力が働いているものの目には見え辛く、認識しにくいものが水面下で蠢いているような感覚が今回またもや感じられました。
これは保守的でつけいる隙があまりなかった石原都政に対する反動、埋め合わせのするかのように徹底的に守られた何かではと推測していますが、それはつまり利益誘導に関係の無いほとんどの都民とっては地獄そのものです。
今回の選挙は暗い面もあれば、明るい面もあり、これまでの真っ暗な状態から比較すれば明るい要素が出た分だけでも前に進んだと言えますがまだまだ問題は多く見え、根本的な部分にはまだまだ手が届いていないように見えます。
明るい面と暗い面
明るい面として保守系の躍進と反比例するかのように維新・れいわ・再生の道がゼロと、特に維新のゼロと、再生が42人も擁立したのに当選ゼロという結果は結構驚きました。
しかしこれでもまだリベラルに対する保守のカウンターウェイトの数が少ないこと。
自民・公明が予測よりも全然削られなかったことと、都民ファーストの議席維持は相当に最悪の部類で、それらだけで過半数の獲得となり東京の未来はとても暗く、更なる抑圧。狂った政治による破壊と混乱がほぼ確定と言えます。
そのひとつの例として、最近注意喚起のあった以下のものですが
中国製太陽光発電に不審な通信機器搭載 遠隔操作で大規模停電恐れ ロイター報道
いざとなれば、バックドアからの侵入や遠隔で電源シャットダウン。
中国製太陽光パネルが設置された新築住宅の多い地域、あるいは同じ電力ネットワークの地域から初めに武装した集団(国内にいる外国人スリーパーセル)に制圧され拠点とされる懸念は、決して笑いごとではないのではと思わされます。
子供の列に外国人が運転する車が突っ込んでも不起訴、といったことや他の犯罪。窃盗・暴行。渋谷の荒れた繁華街の様子から見ても、東京に残された時間は尽きつつあるのは確かで、実際自身の身に降りかかってくる頃には最早手遅れ状態になっているのではと思えます。
痛みから学ぶことももちろんあるとは思いますが、それまで後どれくらいの被害が出るのかはまったく想像もつきません。
次の参院選の注意点
これは確かに非常に悪質な詐欺的行為です。
都議選でうまくいった自民党はこれに味をしめ、参院選でも同じ手法が使われる可能性は高いのではと。
NHK問題は未だまったく改善されず
この報道の意図をどう見るか。
明らかなのはNHKで出すものはどれもすべて漏れなく予め検閲されているということが見えてきますが、その検閲しているのは誰なのか何なのか。
これもまた過去にあった問題からちゃんと見えてきます。
「尖閣諸島は中国の領土」「慰安婦を忘れるな」NHKラジオで不適切発言…中国籍スタッフが漏らしていた“NHKへの不満”〈22年前から仕事をしていたが…〉
また放送法で他社の営業広告を禁じられている筈ですが、これはまだ一年も経っていないごく最近のことです。
NHKがtemuを特集【おはよう日本】で紹介してしまう!直後からトレンド入り
安全性の問題の指摘
NHKが紹介したTemuやSHEINが満たしていない「安全基準」の正体とは?
どこかの農水大臣が安易に、公人しかも大臣であるにも関わらず特定の企業を宣伝するようなSNS投稿により利益誘導したと指摘されていることとも重なりますが、あまりに公共放送・公人としての自覚とリテラシーが低すぎるのではと。
しかもこういった指摘は常にあるもののいつも何事もなかったかのように無視されています。
時に上記の尖閣のような重大な問題に発展し謝罪までいったとしても襟を正す、再発防止策を徹底します、等の口だけのその場しのぎ。そしてまたいつも同じことが繰り返されます。
これらのことをすべて簡潔に説明する有名な画像は以下のものですが、メディアという深刻な問題を解決しない限り選挙だけでは限界があることを今回もまた実感しました。