フェンタニルが日本から送られていたとの日経の報道についての話ですが、これについてアメリカの反応と日本国内での注目度との温度感の違いが出ていました。
駐日アメリカ大使のコメント
この投稿のトーンとしては日本の拠点に対してそこまで危機感を持っていないように見えますので、他の国と比較した量あるいは全体の量としたらそこまでではないのかもしれません。
それよりも重要な部分と思われるのが「原因は中共」とはっきり名指ししていることで、アメリカの公式見解としては踏み台として利用されている国よりも、そもそもの根本原因の方に目が向いていることが分かります。
「この危機を意図的に煽り」という言及については、この件に関して「日本に対してアメリカ保守が激怒」といった必要以上に大げさに捉える針小棒大。意図的な誤解の飛ばし内容で無闇に日本とアメリカの対立を煽るYoutube動画やポストなどに対する明確な警告ではと。
財務省に注目が
そういった煽りに引っかかり争いあって消耗するよりも、以下の記事の方面から暴いていくことにリソースを割いた方が、より大きな結果がもたらされるように思えます。
薬物密輸事件の書類紛失 財務省職員、個人情報記載
リストに載っている者を隠したいのか、どうにも財務省がこの件について関与している可能性があるのではいうか、こっちに目が向かないようアメリカと日本の対立を煽っているのではと勘繰りたくなります。
税関の協力なしにそういったものの密輸が出来るとは考えにくいのですが、それを裏付けるかのように税関の管轄である財務省のこの妙な動きには非常に疑念を抱きます。
カジノと組み合わせた複合的な侵略
カナダ人ニュースのやまたつさんの動画の解説によると、今のところアメリカ側の反応はほとんど無いそうですが、現在のカナダの状況がやがて日本にも展開される懸念があるとのことでした。
つまり今後こういった危険薬物が日本から海外へと運ばれるだけでなく日本国内にも蔓延し、更にその汚れたビジネスの売り上げ金がカジノによって洗浄されるという話でしたが、大阪万博しかり。日本においてカジノIR等の計画が着々と進んでいる状況から見ると、これはそう遠い現実離れしたものではなく危機感が募ります。
すでに大阪等では数としてどのくらいかは不明なものの、こういった危険薬物によってゾンビ化している人らが目撃されているとの情報も併せて紹介されていました。
なぜ日本は中国によって好き放題される場所になっているのか
そもそもなんで日本政府が中共の傀儡。日本という場所が中国人天国になっているかと言えば、政治家。官僚。企業。著名人などが中共のお金やハニトラで買収されているから、というあまりにも当たり前の、かつ各情報からもすぐに行き着く容易い結論が出ますがではその具体的なものとしてどういった経緯があったのか。その背景が見えるリストがありました。
これだけが全てでは無いとは思うものの、現在の狂った状況の背景を見る一助となるのは確かです。
小沢訪中団143名 参加議員リストまとめ@wiki
中身を見るとテレビによるもの。本人ブログなど、きちんとした根拠があるものは明記されていました。
これに限らず、なぜ日本の国益を損なうようなことや、日本人が首を傾げるようなことを何の臆面も無くメディアで言えるのか。なぜそのような発言となっているか。なぜそういった判断、行動となっているか非常に納得できるというか、ちょっとした答え合わせのようなものになっているように見えます。
これは自分なりの反省ですが、物事に対してもっと隠された裏があるんじゃないのだろうか? もっと複雑な背景が存在するのでは? 二重の騙しがあるのでは? と裏を考え難解に捉えてしまいがちになっていた面もあって、簡単に見えるものがおろそかになっていたというか、まずはっきりしているものをもっとしっかり見据える必要があると再認識させられたような一件でした。
俗に言う「小さな天使」事件についても、それが行われていた建物の所有者は誰だったのか。
最初から複雑に捉えず、まずはもっと簡単に分かることを足掛かりとして順に組み立てていくことでよりはっきりと見えるものがあるのは確かだと気が付かされます。
小選挙区制という欠陥システム
前回の情勢9の軽い振り返りですが、政府与党側からも「選挙に行け」とさかんに言うのはどういうことだろうとずっと疑問に思っていたのですが、この小選挙区制のからくりを知り疑問が氷解しました。
投票率が上がるとその分死に票が増える、多数決という民主主義の根本。民意が非常に反映されにくい欠陥システム。
そもそもの選択肢が狭められた状態では選択が困難なことも少なくない。
その上更に投票率が上がれば民意を得たとの大義名分を与党に与えることとなり、より強権的かつ抑圧的な政策が待っているのは明らかで、政府が反日思想を持つ者ばかりで占められているとしたら地獄はより加速します。
これを理解しており、なおかつ投票権のある選挙区に投票したい候補者がいない人は投票には行かず、結果投票率が上がることはないのではと。
政治の質は民度の反映、という言葉には一理はあるもののかなり極端な見方で、そもそもの選挙システムの欠陥があることへの目くらましになっています。
一旦の結論として、民意がほとんど反映されない現在の選挙システムでは、少しづつしかまともな議員を送り込めず改善されるどころか、それに着手するまで後何十年かかるかも分かりません。
しかしそう言ってても何も始まらないので、地道に少しづつだとしてもまともな候補のいるところは積極的に投票するのは大事だと思います。