米、日本に15%追加関税 政府説明の合意より高水準 新「相互」適用開始へ
ここまでの流れを見てきてもしかしてと気が付いたのはアメリカ政府側としてのメッセージが
「我々は腐敗した日本政府と企業を利用してお金儲けさせてもらうけど、日本国民はそれでいいの? その原資は主に税金ではないのか?」
もっと言えば
「日本全体の国益を犠牲にして自分達の権益を守ったことを見過ごしていいのか?」
とあえて交渉を引き延ばして日本国民に分かるように見せてくれているのでないかという気がしてきました。
とはいえ向こうにもアメリカ国民の生活を守り栄えさせる責任がある訳で、利用できるものがあれば利用するのではと。かといって目についたチャンスを利用してお金をふんだくるアメリカに怒りを向けるのではなくアメリカ側のメリットも考えることも大事で、つまりこれらのことをふまえると
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日本国民から社会保障の為という名目で巻き上げた消費税を使い、そのお金で還付金というズルをし安い輸出製品でアメリカの産業を衰退させ、そのあがりで今までさんざん甘い汁を吸ってきた日本政府。主に自民党とそこに献金してきた輸出企業および経団連を追い詰めること。
これが最も良い選択肢の道で、おそらくこの政府説明の食い違いの報せが一番寝耳に水だったのは経団連や輸出企業ではと思えますが、これでどうやらまた消費税が廃止となる目が出てきたようにも見えます。
車に関しては自国で8~9割組み立てて残りの最終工程を外国(例えばメキシコなど)で行い、その完成品を作った国の関税率で輸出するというずる技のような抜け道を使っていた国もあったような気がしますが、メキシコやカナダ等の国は違法薬物と不法移民問題への対抗措置ともいえる高い関税率によってすでにその抜け穴は塞がれていることから、事前にひとつひとつ逃げ場を潰されているようにも見えます。
つまりそれらを回避する為外国での生産から日本に切り替えて輸出するならどうあれ輸出還付金の撤廃は免れないのではと。
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日本で長く報じられなかった「通商問題としての消費税」
〈この問題は、日本では長らく論じられてきませんでした。日本の新聞で「消費税」が「通商問題」として本格的に報じられるようになったのは、つい最近のことです。トランプ大統領が「相互関税」の導入を表明してからです。しかし、米国の公文書からは、共和党の主流派の一部で脈々と、日本の消費税に相当するVAT(付加価値税)を「不公平な税制」と問題視してきた流れが確認できます〉
消費税が「不公平な税制」とは、どういうことなのか?
現在、米国を除く約150カ国で採用されているVAT(付加価値税)は、1954年にフランスが最初に導入した。フランス政府が自国企業に供与したかった「輸出補助金」は、「関税および貿易に関する一般協定(GATT)」に違反するため、「自国の輸出企業へ補助金を与える合法的手段」として考案されたのだ。「付加価値税」という名称だが、「実質的には輸出企業を援助する目的が強い税金」(米公文書の説明)として活用が始まった。
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トランプの標的は「自動車関税」より「日本の消費税」だ! 日本人だけが知らないそのワケ
故障?
かつてミッチ・マコーネル氏も同じ状態となったことがあってその動画につけられたキャプションが「しばらく待って、電源を入れ直してください」というものでこれに思わず笑いの渦に引きずり込まれた者が自分含めて当時多数いました。
それにしてもやっぱり所詮官僚レベルの限界というか複合的な視点も無く物事の優先順位も重みづけも意味不明で尚且つ視野がとても狭く短期的で出来ることと言えば人が眉を顰めるような珍妙なパレードでレインボーフラッグを振るか不倫くらい。
出口がすぐ横にあるのに、延々と行き止まりの壁にぶつかっているロボットみたいで、なんとかそれを善意で進路修正をしてあげようと近づく人間を銃で威嚇する(税務調査という武器)始末の悪さがまさに財務省で、その古巣の洗脳は深いというかその時から基本的な考え方は何一つ変っていないように見えます。
名目GDPの推移
最近見たこのグラフを見えるのはなんだか未だ大戦の結果を引きずっている側面があるような気がしてきますが、経済とは別の視点で重要な局面で当然ともいえる権利でさえも主張できなかったのでは? 重要な駆け引きで押しが足りなくなってしまったこともあるのではとも思えますが、その原因がまさに罪悪感が起因しているせいではないかとも見えます。
植民地を各地に作っていた国はまるでそんなことは全部忘れてしまったかのような振る舞いで成長し、侵略国家だの罪深いだのと国際的に批難されたことと真面目に向き合う国ばかりが毟られ放題毟られ続けた結果とも見える気がしますが、そういった面でも国民ひとりひとりが正しい歴史を知り正しく現状を把握する必要があるのは確かではと思います。
日本にしろドイツにしろ。怠け癖のある国民性とは思えず。こつこつ地道に良い物を作る国というイメージがあります。
ひょっとすると変な真面目さが仇となりそれを利用されて世界のATMと化しているのではと。
ドイツも移民犯罪で大変なことになりしたが、今は日本も大変なことになっています。
良いことにしろ悪いことにしろ本来国全体で受け持つ、これまで行ってきたことの国のカルマはどうも見合っていないように歴史を知れば知る程にそう思えます。